
忌野清志郎さんが身罷ったことを知った。
茫然としたが、ご冥福を祈ることしかできなかった。
喉頭癌が見つかったとき、清志郎さんは、
「何事も人生経験と考え、
この新しいブルースを楽しむような気持で
治療に専念できればと思います」
と、ロック魂全開のコメントで、ファンを気遣った。
その後、サム・ムーアのライヴへの飛び入り参加や
武道館での復活コンサートなどのトピックをきいてたから、
完治にむかっていると安心していたのだけど、
病根は絶えてなかったようだ。
悔しいけど、これが悲しすぎる現実だ。
清志郎さんが日本のロック界(史)に残した足跡については、
今さら語る必要もない。
誰もが認めるロックグレイツだった。
清志郎さんは、いつも社会にコミットしていた。
清志郎さんは、いつも権力にキックしていた。
清志郎さんは、いつも転がりつづけていた。
今はただ、安らかにお眠りされることを祈るばかりだ。