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SIDEWALK TALK

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PIANO MAN

2006-12-11 09:21:16 | 日記・エッセイ・コラム
Billy_joelビリー・ジョエルのライヴは、サスガの内容。
ビリーというスーパースターのライヴでありながら、
あくまでもロックバンドの演奏というスタイルを前面にだしていた。
バンドのメンバーは誰一人知らなかったけど、
どのミュージシャンも一流のそれとわかる演奏力。
ビリーもノリノリで、お尻でピアノを弾いたりと、茶目っ気もみせてくれた。


アンコールで、ビリーがハモニカホルダーを装着。
ファンなら、デビュー曲「ピアノマン」だとすぐわかる。
しかし、ビリーが弾いたイントロは、ジョン・レノンの「イマジン」。
ジョンの命日(日本時間では12月9日)ということでのアドリブだった。
「イマジン」をワンコーラスだけ歌い、そのまま「ピアノマン」へ。


「イマジン」を「ピアノマン」の導入部に使用したのは、
「ピアノマン」のリリックにジョンとポールという人物がでてくるからだろう。
「ピアノマン」は、ビリーが不遇時代、
失意の中でロスのピアノバーでピアノの弾き語りをしているときの経験を元にしてできた曲である。
ジョンはバーテンダーで、ポールは不動産屋とされている。


   Now John at the bar is a friend of mine
   He gets me my drinks for free
   And he's quick with a joke or to light up your smoke
   バーテンダーのジョンは俺の友達
   いつもタダで酒を飲ませてくれる
   気の利いたジョークや 煙草の火までつけてくれる


   Now Paul is a real estate novelist
   Who never had time for a wife
   ポールは小説を書いている不動産屋
   恋人を見つける暇もないくらい忙しい


もうひとつのサプライズは、ベースボール・キャップ。
「ガラスのニューヨーク ― You May Be Right ―」のときに、
キャップを被るお決まりのパフォーマンスがある。
この日のキャップは、いつものヤンキース「 NY 」マークじゃなく、「 sh 」マーク。
福岡ということで、ソフトバンクホークス・ヴァージョンだった。


MC では、自身の頭について自虐ギャグをとばしてたビリー。
ちょいハゲで小太り、でもカッコイイ。
こんなオッサンに僕もなりたい。