9月27日の「中秋の名月」(旧暦の8月15日)は、普段より大きくて明るい「お月見」が楽しめると言うことで、大堀川防災調整池周辺をお散歩する親子連れも子どもに説明しながらスマホを構えるなど、賑やかだった。今年は翌28日の満月が見かけ上、いつもより一回り大きくなる「スーパームーン」で、前夜の空に浮かぶ月も大きく見えるというわけ。中秋の名月とスーパームーンがこんなに近い日付で見られるのは大変ラッキーなこと!ちなみに次回のスーパームーンは、2016年11月14日、次は1028年1月2日だそうだ。
↓ 9月27日中秋の名月(午後7時51~53分ころ)
大堀川防災調整池草地に群生しているヒメジソ(姫紫蘇)が開花。
「山渓ハンディ図鑑1野に咲く花」によると、草丈は30cmから40cm程度。茎は四角形で稜には下向きに曲がった短毛があり、節にも白い毛が生える。葉は対生し、卵形~広卵形で、ふちには粗い鋸歯がある。枝先に長さ3~7cmの花穂を出し、淡薄紫色または白色の小さな唇形花をややまばらにつける。イヌコウジュによく似るが、ヒメジソは葉が菱形になり、葉の鋸歯は4~6 対、萼の先は鈍く、花軸には毛が少ない。一方、イヌコウジュは葉の鋸歯が6~13対、萼の先は鋭く、花軸には毛が多い。等で区別する。
ジソ科イヌコウジュ属
2015年9月24日午前6時
↓ ヒメジソの花は唇形。
花冠は長さ約4mmで、筒部は短く、上唇は3裂、下唇は先端がへこむ。雄しべ4個。
↓ 雄しべ4個のうち、上唇側の2個が完全で葯室は離れてついている。下唇側の2個は葯のない仮雄しべになっている。(山渓ハンディ図鑑1野に咲く花より)