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アルママの気まぐれ日記

主に大掘川周辺の散歩で出会った動植物の写真を載せています。

みずがき山(瑞牆山)自然公園散策で出会った花 その1

2011-06-14 | 植物

みずがきやま(瑞牆山)自然公園散策で出会った花。マムシグサ・ミツバツチグリ・タチツボスミレ・イチリンソウ・クリンソウ・シロバナノヘビイチゴ・チゴユリ・フデリンドウ等
瑞牆山自然公園は、平成13(2001)年に開催された「第52回全国植樹祭」の主会場跡地約1.1ヘクタールのエリア。山梨県は、この植樹祭跡地を囲む一帯(1600ヘクタール)を「瑞牆の森」と命名し旧須玉町と協力して整備した。このエリアは、その殆どが秩父多摩甲斐国立公園の特別地域に位置し、カラマツを主体とした人工林が35%、ツガ・シラカンバ・ミズナラなどの天然林が65%を占める。深田久弥の名著「日本百名山」の一つにも選ばれた「瑞牆山_標高2230m」のふもとが「みずがき山自然公園」として整備された。
撮影2011年6月7日
画像クリックで原寸


マムシグサ
若い草だが、すでに偽茎には褐紫色の模様がありマムシの皮膚の模様によく似ている。
雌雄異株で、栄養状態がよいと雌株になるそうだがこの若い株はどちらに?
サトイモ科 テンナンショウ属


ミツバツチグリ(三葉土栗)
地下茎が栗のような「土栗」という草の仲間で葉が三つ葉であるところから命名。
「土栗」は食べられるが、ミツバツチグリの地下茎は食べられない。
ヘビイチゴやキシムシロと良く似ているので、区別が難しい。
みずがき山自然公園では今の時期にミツバツチグリの群生が見られる情報があったのが幸い。
バラ科 キジムシロ属

 


タチツボスミレ(立壷菫)
スミレ科 スミレ属

 


イチリンソウ(一輪草)
川沿いの林の中などで見かける花。
殆どの場合一つの茎に一輪の花を咲かせるが二輪咲く場合もある。
イチリンソウは茎につく葉に柄がある。柄がなければニリンソウ。
花の大きさは普通イチリンソウの方がひとまわり大きい。
キンポウゲ科 イチリンソウ属

 

 



クリンソウ(九輪草)
水辺や窪地など湿地状になる場所を好んで生える。
サクラソウの中では最も大型の花。
サクラソウ科 サクラソウ属
別名「シチジュウソウ(七重草)」

 


シロバナノヘビイチゴ(白花の蛇苺)
明るい草原や林縁などに見られる多年生草本植物。
ヘビイチゴと名づけられているが、果物の苺(オランダイチゴ)と同じ仲間なので美味しく食べられる。
バラ科 オランダイチゴ属
別名「モリイチゴ(森苺)」

 

 

 


チゴユリ(稚児百合)
落葉樹林の木陰に生える。高さ15~30cm。
球根はなく白くてやや太い地下茎を持つ。
茎の先端に1cmほどの白い花を一つ咲かせる。
ユリ科 チゴユリ属

 

 


フデリンドウ(筆竜胆)
日本全国に分布する小形の越年草。
高さ6~10cmで日当たりの良い草原や疎林内に生育。
公園の林道沿いでは、この株一つだけ観察できた。
リンドウ科 リンドウ属



この続きとして、みずがき山自然公園で出会った樹木に咲いていた花をアップします。