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アルママの気まぐれ日記

主に大掘川周辺の散歩で出会った動植物の写真を載せています。

イシミカワ(石実皮)の果実

2010-10-30 | 動物

今年は、大堀川の周辺のあちらこちらにイシミカワ(石実皮)の群生が見られる。
今日のイシミカワ(石実皮)は、
住宅と最近開墾された畑の間にのこる荒地の中で大群落を作っていた。
タデ科 イヌゴケ属
撮影2010年10月29日午前7時ころ
いずれも画像クリックで拡大します


  イシミカワ(石実皮)の果実は緑→赤紫→コバルトブルーに変化する


  茎には下向きのトゲがある。三角形の葉。


  イシミカワ(石実皮)の花穂は短く、枝先に丸い皿上の苞葉に乗る形でつく。

 


  イシミカワ(石実皮)の蕾と青い果実


  イシミカワ(石実皮)の群生


  荒地を埋め尽くすイシミカワ(石実皮)


メモ

・日本全土の河原や道端などに生えるつる性の1年草。
・茎には下向きの刺があり、長さ2m以上になる。
・葉は三角形で葉柄は葉身の基部近くに楯状につく。
・つけ根に皿状の托葉がついて茎を抱く。
・花穂は短く、枝先に丸い皿状の苞葉に乗る形でつく。
・花弁のない花は小さくて目立たないが、果実がブドウの房のようにかたまってつく。
・萼は長さ3mmほどで、深く5裂する。
・果時には萼が藍色の肉質となって果実を包む。
・イシミカワの果実は緑→赤紫→コバルトブルーに変色する。
・花期は7~10月。
参考文献 山渓「日本の野草」