有為転変(物事は移り変わって儚いの意)

更新が遅く現状では有りません。名前が間違ってる事も有るのでご承知おきを。

春の小川の畔で

2021年04月19日 | 山野草
標高270mで新緑を見ながらの昼食後、近くを流れる小川の畔へ。
そこは今では殆ど見られなくなった、護岸の無い昔のままの一跨ぎできる川。
写真を撮らなかったので、文章で説明です。(^^;)
岸辺にはハルリンドウが沢山咲いてますが、既に沢山載せたので撮らずでした。
クロモジ(黒文字)が咲いています。

クスノキ科クロモジ属の落葉低木で、東北南部~九州北部に分布する日本固有種。
枝葉に芳香が有り、高級爪楊枝の材料として知られます。

雌雄異株で、花の直径は約5mmと小さい。(花が高い所で対照君を使えず)
画像は全て雄株の雄花と思われます。(判別不能)

シオヤトンボ(塩屋蜻蛉)が日向ぼっこ、今期初見の大型トンボです。 

コナラ(小楢)の花。
ブナ科コナラ属の落葉高木で、北海道南部~九州に分布。

花の直径は約1.5mmと極小、これも対照君は使えず。 

さてこれは何の木の花でしょう? 

見た事が有るような気がするのですが、調べても分かりませんでした。 

こんな大株のキランソウ(金襴草)が沢山咲いていました。
こんなに沢山の花を付けたのを、他ではあまり見る事は有りません。

草を刈った後の畔の上に咲いていたので、横から撮る事ができました。
地面に張り付くように咲くので、普通こんな風に撮れる事は有りません。

岸の土手に咲いていたニョイスミレ(如意菫)、別名ツボスミレ(坪菫)。


花はフモトスミレに似ていますが葉が違います。

 横顔、距は白でごく短いです。 

水面を入れて撮れる花が無いか探しますが、条件の良い花は殆ど有りません。
そんな中見付けたのが↓のジロボウエンゴサク。

岸辺に咲いてたので水面を入れたのですが、ボケ過ぎてしまいました。(^^ゞ 

水面に花の付いたナツグミ(夏茱萸)の枝が張り出していました。
水面を入れて撮ったものの、水面が真っ黒に。(◞‸◟)

これも背景が水面なのですが、なんとかそれと分かるかな?
帰って調べたらナツグミではなく、どうやらトウグミ(唐茱萸)のようです。
グミ科グミ属の落葉低木で、北海道南部~近畿以北に分布する日本固有変種。
※静岡から福島県の太平洋側を除くとなってました。
花の直径長さともに約1cm、またまた対照君を使えず。

なんと!まだショウジョウバカマが咲き残ってるでは有りませんか。 

一株だけでしたが、平地でも標高300m付近でも既に終わってる花です。 

気の早い花も有れば、遅い花も有るものですね。
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