有為転変(物事は移り変わって儚いの意)

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小さな沢の小さな花

2024年03月19日 | 山野草
ちょっと早いかな?と思いながら、小さな沢に行ってみました。
ニッコウネコノメソウ(日光猫の目草)が有るはずなのですが・・・。
昨年6月の豪雨でどうなってるのやら、昨年春以来行ってないので心配しながら沢へ。
沢は思ったより荒れてませんでしたが、ニッコウネコノメソウには少し早かったようで。
僅かに咲いていたネコノメソウ。

ユキノシタ科ネコノメソウ属の多年草で東北~近畿・四国の太平洋側に分布する日本固有種。 

イワボタン(岩牡丹)の変種とされてますが、イワボタンを見た事が無いので分からない。(^^;) 

咲いてはいるものの昨年の豪雨の影響も見られました。 

小群落ごと流されてしまった所や、土砂に埋もれてしまった所も。 

来るのが早過ぎたせいも有り、開花してたのは少なかったですがもう少しすれば。

 この場所は誰も知らないと思ってたのに、昨年までは無かった踏み跡らしきものが。 

獣道ではなさそうなので、どうやら誰か来てるのかも。
偶然木漏れ日が当たったニッコウネコノメソウ。

沢を後に別の場所へ、目的地の道端に咲いていたキュウリグサ(胡瓜草)。 

ムラサキ科キュウリグサ属の越年草又は2年草で全国に分布。 

花の直径は約2mm、小さい事も有り殆ど誰も見向きもしない花。 

極小の花ですが、良く見れば意外に綺麗なんですけど・・・。 

ハナイバナ(葉内花)とよく似てるようですが、ハナイバナを見た事が有りません。 


目的の場所に咲いてたのは既に萎れ始めたイチリンソウ(一輪草)でした。
例年今頃が丁度良い筈なのに、今年は早くから咲いてたようです。

キンポウゲ科イチリンソウ属の多年草で本州~九州に分布する日本固有種。
名前の通り花柄に一輪だけ花を付け、花の直径は3~4cm。
花弁に見えるのは萼片で花弁は有りません。

行くのが早過ぎた花に遅過ぎた花、丁度良い時にはなかなか行けないものですね。 
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