花追い放浪記

登山や野草観察のブログです
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雨の花散策 ツクシショウジョウバカマ

2019-03-08 | 登山
ツクシショウジョウバカマの便りがちらほら届いていますので、先日近場の山に出かけてみました

ちょっとお天気が悪かったのですが、こういう時の方が花粉の飛散が少なく安心

最初に平戸の街を散策してから山に向かいます


オランダ塀の坂を登る


小高い遊歩道から平戸の街並みが見えてきた




歴史感あふれた小道を堪能


にゃんこが突然あらわれて、近寄ってきた

丸々と肥えて、栄養状態が良さそうなので飼い猫なのでしょう

ポッチャリにゃんこは可愛らしい


写真には写ってないが、黒猫が私の足にまとわりつき、マーキングをしてくる

人は猫が甘えてくるように思えて喜ぶのだろうが、猫の本能からくる行動なのでしょう


お天気が悪いせいか、平戸の街には人気がなかった









山道を歩いていると、道端の草むらにジロボウエンゴサクの姿が見えた


キケマン属の花は面白い形をしている




特徴のある葉が沢山生えていた






雨がぽつりぽつりと落ちてきた


暗い森にはヤマアイが群生


存在感の薄い花も咲き始めていた




コクランやエビネ等のランも見られた


岩場には縮れたイワタバコの新葉


湿った岩壁には小さなツクシショウジョウバカマが沢山着生していた


栄養に乏しいのか、あまり大きく育った株は見られない


花が咲いてしばらく経つと、ピンクに変色してくるように思える
















アマナの自生地へ向かっていると、大粒の雨が落ちてきた


アマナはお天気が悪いと開花しない


こんなアマナもたまにはいいでしょう


ここのアマナは例年に比べて、花数がとても少ない


自生地により、開花状況がずいぶん違うようだ




山を降りる頃にはすっかり雨は上がっていた






レンズについた雨粒が、陽の光を受けて輝いていた