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花追い放浪記

登山や野草観察のブログです
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古川岳遊歩道 長崎県佐々町

2017-12-15 | 登山
ちょっと晴れ間が見えたので、近場へ登山訓練に出かけました。
場所は長崎県北松浦郡佐々町の古川岳遊歩道。
ごく一部の方には、最強の超低山としてその名をとどろかせているシゴキの山。
峰々を貫く全長3.3kmの縦走路はアップダウンを繰り返す非常にキツイ道のりなのです。

ルートは
皿山公園駐車場→佐々川沿いの道→古川児童遊園→真照寺登山口→縦走路→前岳→城辻山→前岳→降神岳→中岳展望台→213m峰→金比羅岳→金刀毘羅神社峰→皿山登山口→皿山公園→皿山公園駐車場




皿山公園に駐車し、佐々川沿いの道を歩き真照寺登山口へ向かうのですが、結構長い道のりなのでここだけでも結構な歩行運動になるんですよ。

川沿いのちょっとした公園に新幹線型のトイレがあります。
昔は白と青のツートンカラーだったのですが、塗り替え経費削減の為白一色になってしまいました。


橋を渡り、清峰高校の前を通る。
清峰高校は長崎県で唯一、甲子園の高校野球優勝校なのです。

清峰高校の名の由来は、校歌から推測するとおそらく佐々川の清らかな川面に映る古川岳の峰々だと思われます。


キッチンわきさかから細い砂利道に入り、国道204号に架かる橋の下を潜り抜ける。
川の対岸の古川連山を眺めながらのんびり歩いていきます。


佐々川に住みついてる白鳥のつがい。


マックスバリュー佐々店の先から歩行者専用橋を渡り、古川児童遊園へ。
こんな看板が出ています。


古川児童遊園の奥の細い道を登り、真照寺登山口から縦走路へ登って行く。


縦走路へ到着すると左へ進む。


最初のピークは前岳。


鞍部の堀切を越えて登って行くとちょっと展望が開けてます。


さらに登ると、遊歩道の終点、城辻山。
今日はここから遊歩道を逆に進み、皿山公園登山口へ向かって縦走します。
ここは戦国時代、鳥屋城のあったところですが、今はテレビ電波塔が立ち並び風情なし。


再び堀切、前岳を通過し降神岳方面へ進むと岩壁をへつるように縦走路が通っています。
ここは佐々町のパワースポットと呼ばれているらしい。


この岩壁の上が降神岳の山頂です。


今日はちょっと趣向を変えて、岩の間から降神岳に直登します。
挑戦する方は、かなりの急斜面なので気を付けてくださいね。


急斜面の途中の展望。


降神岳(ふるかみだけ)山頂です。
三尊岳とか古川岳と呼ばれる事が多いこの山は、平安時代頂上に山尊大明神が祀られていました。
今は木々に覆われ、当時の様子を想像する事はできませんが、358年もの間この場所にお宮があったそうです。
当時は木々もなく、山頂下の断崖がふもとからもよく見えたのではないでしょうか。


穏やかな稜線を降りて遊歩道へ戻り、中岳へ向かいます。


中岳展望台。
多くの方はここを古川岳と思っているのではないでしょうか?


この展望台は去年火災で燃えてしまいました。
20年程前にも火災にみまわれたそうで、災難続きですね(≧◇≦)


ここは佐々町の街を一望できて、なかなか良い景色。




さてさて、登ったり下ったり大変な縦走路。


次は212mピークです。


一旦真竹谷分岐まで下り、登り返して金比羅岳。
ふぅ~


またまた下って登って、ようやく最終ピークの金刀毘羅神社峰。


木の成長で、ここの展望は見えにくくなった。


ここからはほぼ下るのみで、皿山登山口へ下山。
鎌倉神社の階段を降りて、鳥居をくぐり縦走完了。


ちょっと皿山公園を散策して本日の訓練は終了です。


まだ紅葉が残ってました。


おやおや~ 季節外れのハタケニラが沢山咲いてるぞ~(;'∀')


ホトケノザも咲き始めてます。


最近ちょっと運動不足なだぁ~ などど感じてる人はシゴキの縦走路を体験してみてはいかがでしょうか?

最後に花日記というブログタイトルに恥じぬよう、花壇のお花を少しだけ。
尚、これは皿山公園の花壇ではありません。


近頃マクロレンズは持ち歩いていないので、ズームレンズで撮影。
2線ボケも目立つし、ピント面の解像も今一ですね~








それではさようなら(=゚ω゚)ノ