吉村昭のある意味出世作だ。
平成2年35刷とあるが、紙は黄色く変色、正に古本という佇まいだ。 文章は、読みなれたドキュメンタリーのナレーション風、字がいささか小さいが、スッ〰️と読める。
九州から棕櫚が消えた〰️で始まる。竣工までのキーワードになる。
初めての戦闘で沈没、ようやく生き残った乗組員たちのその後の悲しい取り扱い。 太平洋戦争の負けるべくして負けた日本軍のあり様を改めて体感した気持ちだ。
海戦の部分はドキュメンタリー映画を観ているように、一気に読み込んでしまった。
もう師走、忠臣蔵の時期だもんね。
シネマイル2000マイルが12月末に失効する。もったいない、無料コーラを飲まないと。今日も公休につき面白そうな映画を探して➰
シネマイル2000マイルが12月末に失効する。もったいない、無料コーラを飲まないと。今日も公休につき面白そうな映画を探して➰
BY YOSHIMOTO でした
猫と毬 4回目だ。デッサン苦労したわりには、猫の顔がキツネ様だ。
顔を修正して、影の濃淡を付けて、毬に移ろう。
顎を削って、猫らしくなった。削った顎の部分の紙はかなりダメージ。色が乗るか心配で背景の色をのせたが、残念な仕事と言われた。同感。
顎を削って、猫らしくなった。削った顎の部分の紙はかなりダメージ。色が乗るか心配で背景の色をのせたが、残念な仕事と言われた。同感。
次回は、背景を気合い入れて描くか。
輪廻転生
このロボット未来を潰しても、別のロボットの未来が来る。
ハリウッドのスペクタルアクション、1984年から回を重ねたこのシリーズ楽しませてもらいました、魅せられた‼️
優秀➰若手の検事が関わる事件。ミステリー謎解きは、そんなに込み入ってはいない。
題名にひかれて買ってみた。短編５話の物語だ。
エピソードを重ねる毎に、主人公ー佐方の人物が、そして、謎が深まる。
事件を起こす人間を見るんです。
検察の仕事は、法で裁くものではない。人として裁くものでなくてはならない。
借りを返せば、恩を返せる訳ではない。
エピソード毎に含蓄のある一言が物語を締める。ムム、はまりそうな気配だ。
読んでいるうちに、ストーリー展開が横山秀夫を思い出したが、解説を読んで、納得だった。
そう言えば、柚月の 虎狼の血〰️映画は面白かったな。
次は 何を読もうか？ ミステリーの名作を読み落とししていないか。 外れは引きたくないし。
そこでまた、こんなのもの買ってしまった。
16年前の新書だが、宗教は時代は関係なかろう、ということで、ブックオフで200円で購入した。
イスラムと中東問題➰なかなか腹に落ちないよな。
イスラムと中東問題➰なかなか腹に落ちないよな。
最近、親戚の葬儀に参列して疑問に思ったこともあり、買ってみた。仏教の宗派、イスラムとは違うが、宗派の違いは？
初めに書いていました。宗教を考える端緒のひとつは身近に感じた「死」だと。死の予習をする➰宗教を考えることの意味とのことです。
池上彰は、それにしてもすごいね。分かりやすく解説する〰️自らそれが仕事と言っているのだが、やはり、能力、努力して磨いた技？才能？
サクサク読んで❗分かったような気になりました。
短編集なので、残り3作品を読んだ。
実朝暗殺は、別の小説でも読んでいたので、「もう一人の源氏」が一番さくっと読めたかな。
実朝暗殺は、別の小説でも読んでいたので、「もう一人の源氏」が一番さくっと読めたかな。
久しぶりの教室だ。ずいぶん、猫の描写にてこずった。
そして、日曜日。
正中線の捉え方、各パーツのバランスをしっかり取っていなかったのが原因だ。
そして、日曜日。
毬の模様までデッサンして、彩飾に移ろう。
上下2巻の長編だが、サクサク読めた。
当代最高のハードボイルドと言われる ハリー・ボッシュ-シリーズだ。といっても、僕は本作を手に取るまで知らなかったなだが➰。
定年延長をして、自分の流儀で業務を遂行する殺人課の敏腕刑事。ハードボイルドというと私立探偵というのが多いのだが、退職金をもらった後に再就職した身分なので、自分の流儀が貫ける。 僕も退職金もらった後の嘱託余生だが➰。
妻とは離婚し、2年前に彼女が死んで、当時13歳の娘を引き取った。気楽な独り者が、思春期の娘と共同生活を営んでいる。
妙にこだわった感想や行動様式がないからか、さらっと主人公に移入できた。
物語は、絞殺死体に付着した8歳の少年の血痕
主人公に嫌悪感を持つ市会議員の息子の死、２つの事件解明のなかで繰り広げられる。
上巻の150ページを過ぎた辺りから、物語に引き込まれていた。久しぶりの夢中➰。
子供はわれわれの心だ➰いいセリフだ。
市会議員が権力者として書かれているが➰日本ではイメージ出ないな。やはり、公務員は議員に弱いのか？
ロスの市議会議員数51 東京都議会議員数 ２３区内 70名
でも、権威と権限は違うのだろう。
２つの事件がどう絡み合うのかー政治の駆け引きね➰
警察物、良かったな。
読後には、チェット ベーカーを聴くか
またまた、吉村昭の作品だ。
太平洋戦争前夜の攻防を描いた物語と言えば、佐々木譲の「択捉発緊急電」を思い出す。 あれは全くの創作➰アメリカのスパイの話だが、面白かった。
太平洋戦争前夜の攻防を描いた物語と言えば、佐々木譲の「択捉発緊急電」を思い出す。 あれは全くの創作➰アメリカのスパイの話だが、面白かった。
こちらは、南方作戦の指令書が事故で紛失した、という物語から始まる日本軍の大戦前夜の攻防を描いた実話の物語だ。
12月８日が開戦。12月１日にその命令書が遭難にあったという➰史実に基づく、ドキュメンタリーなのだ。
命令書の発見がどうだったは、読後に知るのだが、ともかく、12月８日の奇襲作戦は大成功なのだから、ハラハラ感は通常出ない。そこを緊迫した状況として書くのが作者の腕。まあ、主題は戦争遂行に向けて馬鹿げた行動をする天下の秀才の集合体➰大本営だよな。
遭難、敵からの逃亡は筆者の得意とする描写だ。
物語全体としては、開戦前の慌ただしい軍の動向が、いくつかのエピソードとして語られている。これら諸々の軍の工作動向が語られ、１冊の本にまとめられている。
一歩引いて考えれば、組織の目標のために現場で各自が使命感をもって創意工夫をする、そろそろ組織人から卒業する僕には、懐かしい人々の活躍でもあった。➰誤解の無いようにも
ちょっと毛色の違う歴史物。
５話のオムニバスだが、家康の人材登用の妙が、原点なのだろ。
秀吉から拝領した関東は荒野であり湿地帯であった。家康はそこに繁栄を築いた。有名な話だが、どんな風に？
治水、利水➰流通整理。土木工事の辛酸は語られない。丹那トンネルの苦労を読んだばかりだから、僕には少なくとも不要だ。土工の悲惨が無いので爽やかに読み進める工夫なのだろう。
鋳造。水道整備➰。来年からの東京探訪の知的バックボーンになりそうな。もう少し、テーマ毎に深堀が欲しい気持ちになったが、これは入門書、そういう興味ですらすら読みました。
久しぶりの、スケッチだ。
文化の日の振替日、天気もまずまず。
北品川の旧宿場町、江戸情緒を描く ということだが利田神社、鯨塚公園からの遠景。釣り船
それぞれ、1.5時間余りで描いたのだが、あわてて、もう少しゆったり描いたほうが良かったな。
それぞれ、1.5時間余りで描いたのだが、あわてて、もう少しゆったり描いたほうが良かったな。
鳥居の形がいびつ。ここをどーんと描いて、社殿も遠景に溶け込まないようにかきこんで。
水面は青く、船の側面も含め陰はしっかり暗く。水面の陰も暗く➰。観察も表現も不十分だったな。
チャンネルがありません