軽薄なミステリーばかりを読んで、少し物足りなさを感じた。ブックオッフで何冊か物色して、先日買った
いくつかの本の中の1冊、
ついに定価の1/4にほどに値下がりしたので購入した話題の書。
徹夜で並ぶことはない。2年も経てばこの値段で読める。費用対効果も悪くないだろう。
1Q84を新刊で読んでから、何年たっただろうか。
〰あれは、結構、夢中になって読んだけど~
世界の村上だ。我が家では妻も僕もさほど彼の作品に感動は覚えないのだが➰
ロンググットバイは新旧邦訳を比較して読んだりしたが〰。
人前では言えないよね、感性0人間なんて、誰からか言われそうで➰。
「 第一部 顕(アラワレル)れるイデア編 」「 第二部 遷(ウツロウ)ろうメタファー 」を読むことにした。
そもそも題名が難しい➰イディアとは、
「プラトン哲学で、時空を超越した非物体的、絶対的な永遠の実在。 感覚的世界の個物の原型とされ、純粋な理性的思考によって認識できるとされる」
言葉をいつもと違い、ひとつひとつ噛み締めて読むことが当然必要だ。 1ー2部で2週間を読書の期間と、小学生のように目標を立てた。
主人公の僕はは画家-
読者デアル僕は週一回、水彩画を描いている➰
比較的すーっと、物語に入れた。
➰
ここからは、読み進める毎のささやかな感想を少し書こう➰
妻から唐突に離婚を切り出される事態を自分にも重ね、僕は原因を知るために、その原因は僕には無縁であることを確認するために、読書の迅速な進捗の必要性を感じた。
午前中に絵を描き、昼からプールに行き、働いている妻の代わりに食事を作り方、妻は時々飲み会で遅く帰ることもある
➰定年後の僕のイメージする日常ではないか❗
ドンジョバンニの舞台セビーリアには3年前に行ったな。見るべき名所は多い。
なるほど、絵に描くとは、観念でも見える景色でも、認識できる形にするための行為だな。僕の水彩画はそんな高尚ではないけど
心を寄せる女性の近くに邸宅を構える、華麗なるギャツビー、村上春樹が翻訳していたな。
第一部は、6日で読み上げたので、良いペースだ。
気の利いたミステリーを読むような満足感に浸っています。