気まぐれ高ちゃん ー アクティブに日々を過ごし、徒然のままに書いていこうと思います。

旅、読書、ゴルフ、絵(描くこと、観ること)、映画鑑賞、料理、美味しいもの 月並みな趣味の記録です。

「秋月記 」読みました

2018-01-29 21:49:00 | 本と雑誌

少し前の日経新聞の書評で、葉室の最近の2巻を高く評価していた。ブックオフで購入しようと確認したら、新刊だけで中古の販売は無かった。
仕方なくではないが、何冊か時代小説の文庫本を購入した。平均単価、220円。
この物語も少年からの成長と藩内の抗争の物語だ。淡々と書き進めるのが、葉室の筆だ。 
蜩に比べるとテンポが早く、機微を味わう部分が余りなく、話がどんどん進む。
 最後に、蝉時雨のなか、静かに女子が貴方の人生見せてもらって良かった、と思いを述べる。藤沢周平の蝉時雨と同じような時間が流れる〰。この控えめが、時代小説のいいとこだ。
シブミのように性技を尽くして交える男女の絆とは、別世界。
60歳を過ぎるとこの静謐がいいんですな。

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絵画教室 第4回目

2018-01-26 22:10:00 | アート・文化
前回の写真を見ると、後輪が円すぎる。少し左右の幅を狭めよう。ハンドルも描き忘れだ

次回は人物画なので、間が開く。しかし、本日中の完成はまずは無理。 2月9、16日の2回で、仕上げることにしよう。

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「ベロニカとの記憶」観ました

2018-01-25 22:05:00 | 映画
今日は、午前中に役所に行って、いくつかの手続きをするために会社を休んだ。午後は映画でも観ようと思っていたところ、知人に推薦されてベロニカ〰を観ることにした。
チケットは、昨日、絵画教室に行く途中に購入している。こんな所に映画館があったんだ。

60歳前後になると、回顧的に何でも物事を見る部分が出てくる。
この映画、一くくりに言えば、熟年ものというカテゴリーだ。
観客の大半は熟年。当たり前だ、平日の14時開演だもの。僕のようなオッサン1人も結構いる。

2月にはさらに歳を重ねた夫婦の話、ロングロングバケーションを観ようと思っている。

まあ、映画としては楽しんだが、僕と重ねて聞いた映画の中の会話〰。

元妻―あなたは状況が分かっいない。
―大丈夫って言ってたので
元妻―鈍感な人ね。好きにしてちょうだい
―私〰 心の中で こう思われているんですね。 反省しました。

この映画館、熟年物これからも連続〰上映の予定だ️。

映画の後、なんとなく歩いていると、
白いばら 閉店のお知らせ。
ますます感傷的に〰️。
毎週、絵画教室に行くときに向こうの方にネオンを見て、まだ有るんだな、と思っていたが。
さらに歩くと、タルトの名店
家内にたまには、ケーキでも買って帰りました。

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絵画教室2018年 第3回目

2018-01-24 18:08:00 | アート・文化
いよいよ彩飾だ。テーブルクロスの格子を色分けするその前に、酒瓶のバランスを調整


と言うより、描き直し

最後に車のフロントグリルの角度がおかしいと先生に指摘され、修正。3時間でやっとデッサンが完了。

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「大穴」読みました

2018-01-22 22:16:00 | 本と雑誌

当面、時代小説とミステリーを交代に読もうと思っている。本棚にあった古い文庫本だ。ミステリーの古典的名作だが、今まで長く積ん読だった。
実は、競馬シリーズは初めて読んだ。主人公の設定〰手が混んでいる。不具なんて言葉、1976年の訳だから使っているのか。でも、その嫌な響きが主人公と顔に傷を持つ秘書とのやり取りが、痛く印象に残る。
アナログの時代のミステリー、ハラハラドキドキ感が心地いい。
不具となった腕と破綻した結婚生活、希望を無くした主人公が、不具な腕を本当に切断して得た前向きな気持ち。家も思いでも焼失し、解放される。探偵社に投資すると言った主人公に、親友がやっと自分に投資するんだな、と言う最後。 「利腕」も読まないといけないな。
「興奮」も本棚にあるんだな。ブックオフで、配達料金0円にするために、100円単位で端数合わせで買ったのだろう。
ディック-フランシス、読まなくては。

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絵画教室 2018年 第2回目

2018-01-19 20:06:00 | アート・文化
今週から新しいモチーフだ
テーブルクロスの格子を最初に描いたので、モチーフの線がそれに惑わされることとなった。このくらいのテーブルでも、手前と奥では、奥は7割り程度の大きさだ。遠近感はその程度ある、そんなことに囚われすぎて、なかなか形が描けなかった。
酒瓶の左側が膨らんでいるうえに、少し短い。ここを修正する必要があるな。
車のボンネットを少しだけ短くして、酒瓶と線が被らないようにしよう。
また、コップには水を入れて、格子の歪みを描いてみよう。

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「影法師」 読みました

2018-01-15 20:23:00 | 本と雑誌
貧しい下級武士が努力と才覚で志を成す物語、理不尽な時代の壁に成さざる物語、いずれも読み手の心を捉えるものは少なくない。
 山本周五郎のながい坂が、一番感銘を受けたが、これも面白く読んだ。
封建制度の中で、自らの努力と彼を取り巻く名も知れぬ人々、そして(ながい坂の場合は)立派な名君の意図が合致して、望外のステージが拓ける、抑制の効いた展開の中に感情移入できる要素は揃ってる。
この手の時代小説の読書の醍醐味ですな。
言いたい放題の思想的な発言もある百田だが、ストーリーテラーなんだな。
この物語では、最初にゴールの姿〰結末が記されている。読者は、少年がどこでどう変わったのか〰、ある意味、結果が分かっているからこそ、その原因を見つけようと、深読みする。そうだと思ったが、やはり〰。武士が命を賭けるべきものとは〰。
袋とじのおまけは、蛇足だが、やっぱりのだめ押しは良かった。
意味合いは違うが、白夜行を思い出した。

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絵画教室 2018年 1回目

2018-01-12 19:42:41 | アート・文化

昨年から描いていた、鶏の置物、今日で仕上げ。来週からは、自動車のオモチャ。テーブルクロスが難題だ。

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「スターリン暗殺計画-完全版」を読みました

2018-01-12 16:12:00 | 本と雑誌
正月休みの6日間は酒浸り、4日は会社に行って、久しぶりに休肝日、休日前の金曜日から月曜日までまた酒浸り、〰成人の日は、麻雀、新年会、また麻雀〰受動喫煙〰と言うわけでかなりお疲れ。
火曜日から会社で、ようやく平日は酒を飲まないいつもの生活に戻り、週末には体調もスッキリした。
これは、年明けのそういう時期に読んだ、面白かった。
主人公-作者が関係者をいもずるのように訪問、事情確認して全貌を洗い上げるという手法だが、虚実混在で、引き込まれた。
満州国を舞台にした物語は面白い。
明治の明石元次郎がロシア革命を支援したことからも、貧すれば鈍する、狂った日本陸軍中枢か暴走しまくりの関東軍がスターリン暗殺を計画-着手位したことは想像に難くない。
それが、ルポタージュ体裁の本作を面白く仕立てている。しかし、40年前のことを皆が鮮明に記憶し、それが縦横の糸となって物語を織り成す〰2~3年前の出来事でもないのに、よーく考えなくても無理があるな⁉
しかし、アナログの時代の駆け引き、偽造の手紙を引き金に〰、あったかもしれないと思わせる名作でした。
何故か、勝新の兵隊やくざを観たくなった。

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キネマ旬報の2017年 ベスト10

2018-01-12 08:57:39 | 映画
洋画の順位は下記だが、
(1)わたしは、ダニエル・ブレイク(2)パターソン(3)マンチェスター・バイ・ザ・シー(4)ダンケルク(5)立ち去った女(6)沈黙 サイレンス(7)希望のかなた(8)ドリーム(9)ムーンライト(10)ラ・ラ・ランド

僕は、この中で、3、4、6、8、10 を観たが、8、10は楽しめていい映画と思ったが、3-マンチェスターは重たいだけで〰。

邦画なんか、三度目の殺人 しか観てない。そもそも、キネマ旬報の軸足と僕の視点は全く違し、東宝シネマで上映しない映画が多い〰。
同誌のリストなどは、65歳以降の完全リタイヤの暇潰しの参考程度だな。

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「シブミ」読みました

2018-01-04 21:11:00 | 本と雑誌
以前、ブックオフで上下各105円で買ったものだ。まあ、ミステリーの名作と言われている作品だ。赤軍派のテロ、コンピューターはあっても、アナログの時代、パレスチナ➰イスラエル〰CIAが絡む冒険小説だ。
主人公はゴルゴ13を思い出させる生い立ちだ〰。東洋人とロシア人の違いは有るが、優れた血統と数奇で雑多な文化を有益に吸収した少年の生きざまだ。
日本人の心〰みたいな。
戦後の騒乱時期に日比谷の三信ビルで勤務したなんて書かれると、お隣さん感覚になったりして〰。また、瀬島龍三スリーパー説(帝国陸軍エリート参謀がロシアのスパイ)なんかも思いだし〰。
上巻でしっかりと主人公の骨格を描き、下巻の死闘に感情移入する準備ができる仕立てだ。
敵役の行動様式がアナログなのが、物語を熱くしてくれる。そうそう、性能力が超人的なのも、ゴルゴのようで〰。自分を完璧にコントロールできるんだね。
あり得ないケービングは、北壁の死闘を思い出した。
ネタバレだが、後半、僕は最後にニコは情婦を我が手で殺すと、悲しい二人の世界の終わりを想像していたのだが。小説〰光國が家臣に死を与えたように〰。
いずれにしろ、
210円でこれだけ楽しんだらバチが当たる?

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初売り

2018-01-02 20:45:46 | 日記
自分には、ビジネスソックス5足、次男に3足。
孫には家内と割り勘で
子供服買うのは、楽しいね。
25年ほど前には、3人の子供たちの洋服をバーゲンで買い物したことを思い出す。 時代はバブル、消費が美徳の時代だった。

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2018年 お正月

2018-01-01 09:37:00 | 日記
長男夫婦と生後6ヶ月の孫、長女に次男とそろい新年を迎えた。30日に、僕の両親と家内の母親を招待し、賑やかだがせわしない夕食。31日になると孫も環境になれ、ご機嫌を取り戻した。

なんと言っても、孫がみんなのアイドル〰。
元日昼過ぎには長男夫婦が京都に帰り、次男も夜からスノボー、一気に静かになる。
公麿の漫談ー孫が帰ったらもっと嬉しい〰を思い出した。

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