気まぐれ高ちゃん ー アクティブに日々を過ごし、徒然のままに書いていこうと思います。

旅、読書、ゴルフ、絵(描くこと、観ること)、映画鑑賞、料理、美味しいもの 月並みな趣味の記録です。

吉村 昭著 「闇を裂く道」読みました

2019-11-01 10:36:00 | 本と雑誌
ここ数年、最も好きな作家の作品だ。

昭和9年に16年の歳月をかけて完成した東海道線の熱海ー三島間の丹那トンネルの物語だ。
昭和63年の作品だが、相変わらず、僕を静かに淡々と夢中にさせてくれた。特に前半の崩落による救援と死を覚悟した技師たちの語りは、さすが吉村文学。
新幹線建設につながる端緒の物語であった。

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