温暖化は憂うべきことだろうか!
温暖化の「妄説」は誰が広め、
なぜ信じられたのか?
温暖化は憂うべきことだろうか―CO2地球温暖化脅威説の虚構
(シリーズ〈環境問題を考える〉 (1)) [単行本] 近藤 邦明 (著)
温暖化の「妄説」は誰が広め、なぜ信じられたのか?
温暖化は憂うべきことだろうか―
CO2地球温暖化脅威説の虚構
近藤 邦明 (著)
内容紹介
1化石燃料の燃焼による温室効果ガスの増大で気温が上昇、
人間社会に破滅的な悪影響が広がると主張する二酸化炭素地球温暖化脅威説。
本書ではその科学的な妥当性を徹底検証、実はその「予測」が
スーパーコンピュータの中で創り出された虚構でしかなく、
実証的な研究とことごとく矛盾するものであることを明らかにする。
「妄説」は誰が広め、なぜ信じられたのか?
2「温暖化防止=二酸化炭素排出量削減」を大義名分に導入が図られている
石油代替エネルギー供給技術(太陽光発電・風力発電・燃料電池・原発など)の有効性を検討、
それらが石油と鉱物資源を浪費する「環境破壊」システムであることを明らかにする。
3『事実』と『虚構』を区別してl、環境問題論議を科学の道に引き戻すことを提言する。
出版社からのコメント
本書の制作をしながら思ったのは、まったく児戯に等しいような「環境対策」「温暖化対策」が
中央・地方、政府・民間の区別なく大手を振って罷り通っている今日の状況のあやうさについてである。
局所的なCO2の削減を競うような「研究」や「技術」に国民から絞り取った税金が注ぎこまれ
(そのうちの大部分は重工や重電メーカー、ゼネコンに流れ込んでいる)、
他方では究極の迂回生産である「オール電化システム」や石油・鉱物資源の浪費の上に成り立つ
「太陽光発電」や「風力発電」などのイカサマ商品が売りまくられている社会はやはり異常である。
それらのことが「地球温暖化=灼熱地獄に落ちるわよ」式の恫喝の下、
「CO2真理教」とでも形容するしかない裏付けのない
「科学信仰」によって煽り立てられ正当化されている世の中は「狂っている」としか思えない。
憲法改正などするまでもなく、エコ・ファシズムは上部・下部構造ともとっくに成立しているともいえるだろう。
八紘一宇・大東亜共栄圏・五族協和が、地球にやさしく・環境保護・CO2削減・ロハス…にすり替っただけなのだ。
このようなあやうい社会が到来してしまったことに新聞・テレビというメディアが深くかかわり、
決定的な役割をはたしていることは厳しく指適しておかなければならない
(出版も下請けとして組み込まれていることは当然、自覚しておいたほうがよい)。
科学的な知識がないこと、つまりテーマについて無知であることは言い訳にはならない。
仕事なのだから勉強しておくのはあたりまえだ。
そんなことよりも、そのときどきの社会の姿を多様な切り口で映しだし、
社会が抱えている問題を曇らぬ目で提示していくというメディアに
本来期待されている機能の全般的な衰弱ぶりが温暖化問題でも露呈したものだとするならば、
その背後ではいったいどんな事態が進行しているのだろうか。
いつの時代でも、ものごとを在りのままに見ることはむずかしいことである。
便利にはなったが夾雑物も増えたこの時代に、
有象無象の餌食とならずにそれぞれが生きるに値する人生を
自分のものとしていくためには、立ち止まらず思考停止におちいらず、
自分の頭で考え抜いて進むべき道を切り拓いていくしかない。
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