KIMISTEVA@DEEP

新たな「現実」を構成するサブカルチャー研究者kimistevaのブログ

怒るとか、悲しむとか、

2008-01-07 18:04:37 | わたし自身のこと
久々にネットをつないで、知り合いのブログを見ていて、
あらためて、「わたしには何もないなぁ」、と思う。

ブログを始める動機は人それぞれかもしれないけれど、
必要条件はある。
それは無条件に前提とされている「自分」の存在だ。

「好き」とか「嫌い」とか、怒りとか悲しみとか、
そういうハッキリしたものがあって、
そういうハッキリした感覚を持つ主体としての「自分」がある。

それは、モラトリアムとかアイデンティティ拡散とか、
そういうこととは別の次元の話。
そもそも書く主体としての「自分」があるか、という話。

そういうものが、わたしにはない。


「どうして怒るの?」「どうして悲しいの?」と聞いたときに、
「どうしてだろう」と一旦立ち止まって、理由を紡ぎだそうとする人を見ていると、心底うらやましいと思う。
きっと、そういう人は、感覚や感情が先にあって、
「どうして?」と聞かれたときにはじめてその理由を語ろうとするのだろうから。


わたしの場合はまったく逆。
「この人の論理で言えば、ここで怒るべきだろう」
「わたしは今こういう人間だということになっているから、ここで悲しむべきだろう」と、
自分で考えて、納得して、はじめて怒ったり、悲しんだりする。
そのとき前提となるような「自分」なんてものはなくて、
すべては他人から見た「自分」として行動しているだけ、
かくあるべき「自分」を構成するために行動しているだけ、というような気がする。

そういう意味でわたしは果てしなく「論理的」だ。
もちろん自嘲を込めた意味で。


いまさら「自分さがし」なんてする気もないけれど、
それでもせめて、何も考えなくてもあるような「自分」が欲しいなぁと思うのは、
ただのないものねだりだろうか。

「走る芝居」終了しました!

2008-01-07 16:46:59 | 趣味
写真は走る芝居に登場した「R2D2」ことメカ沢さん。「メカ忠勝」バージョンです。

ついに「走る芝居」が終わりました。。。
毎年、現役部員のアドリブ力が試されるこの企画。
今年も、なぜか時間が余りにあまりまくって最後のほうはグダグダになりました。
今、考えると、いくら客がずっと同じだからといっても当初の予定どおり3公演でやったほうがよかったのかなぁ、なんて思ったりもしますが、それなりにみなさん楽しそうだったので、良かった良かった。

今年も昨年同様、5万円という微妙な増収があったそうです。
毎年、聞くけどその額、微妙だよなぁ。。。


新撰組にジャンヌダルクが入隊し、そのジャンヌダルクに人斬り以蔵が斬られる
・・・という謎の芝居になっていましたが
(半分はわたしの脚本だが、半分はわたしのせいではない!)、
それなりに見どころもあり、
なによりも心配だった1年生部員たちがなんとかしっかり自分たちで立っていたのがよかった。ほほえましかった。
アドリブ力の試されるグダグダな時間も、そういう成長を見るためには絶好の機会になったりするんだなぁ・・・、
・・・とあらためて思った次第です。


春の芝居は、学ラン&リーゼントのツッパリ応援団芝居になるそうなので、今から楽しみです。
ちなみに学ラン募集してますので、不要な学ランをお持ちの方はkimsitevaまでご一報くださいね。

新年があけました

2008-01-07 14:30:40 | ニュースと政治
ついに新年があけました。
あけましておめでとうございます。

平 成 20 年 で す 。

平成元年生まれの従兄弟は大学1年生!驚愕です。

わたしが大学院入学時にもらった学生証には「平成20年3月31日まで有効」と書いてあります。
もらった時は、その「平成20年」のリアリティのなさに笑ったものですが、
アハハと笑っていたらもう、その「平成20年」!
いまだにリアリティがありません。

時間が過ぎ去るのは、早い。。。

ちなみに今年の抱負は、「川上弘美で学会発表」です。
ハッタリで抱負を言っておくと、達成したときに笑えるので良いですね。

今年も、また一歩前進していきたいです。
わたしが10代のときに思い描いていたとおりの「28歳」になりたいです。