“きみのや”のマンプク日記

ここは赤ちょうちん“きみのや”。
あなたの心にポッと温かい火が灯りますように。
そんな私の、日々のあれこれ綴ります。

トリ。

2014-02-28 18:01:22 | 雑記

今日だけトリになりたい。

空高く飛んで下界を見下ろして、

気に病んでいることや心に積み溜まっている陰湿な感情が、

実はどーでもいいことだと思いたい。

爽快な気分で、ひとり自由に飛び回りたいなぁ~~~。

と思ったきょうのわたし。

☆写真はトリなべつかみ、3つめ試作中。

 気になるところはちょっとづつ改善されてきました。

 完成形まであとひといき!

 

 


ピアノ♪

2014-02-25 15:37:16 | 雑記

なんとこれからピアノに挑戦します!

告白しますが、ピアノは弾くどころかさわったこともありません。

子どもの頃からずっと習いたかったピアノ。

友達はみんな習っていて、親に習いたいと言ったこともありましたが、

家にピアノはなく、なぜか琴を習っておりました。

(琴は母親が昔習っていたのでうちにあった。)

そののち三味線も地唄も習い、ハタチの頃には名取りにもなりましたが、

そこに 音楽=音を楽しむ という感覚はまるでなく、

ピラミッド上に構成された家元制度の中で、

もうあれこれ窮屈なことを感じたりしてまして、

今から9年ほど前に完全に辞めたのでした。

そして40代のいま、

これからの人生、過去に思い残していることをやっていこうと思ったときに、

それは洋裁でありピアノなのでありました☆

店に電子ピアノがあり、そしてミュージシャンの友人がいるという有り難さっっ!!

早速私がリクエストした曲の楽譜を持ってきてくれたので、

これはもう後にはひけませんーーー。

とりあえずコードというものを勉強します。

進捗状況は、またときどきブログにてお知らせします。

(と書けば、ちゃんとやらざるを得ないだろう…)


一歩進んで、何歩下がる?

2014-02-23 13:04:16 | ちくちくしごと

ここのところあれこれ試作の日々で、

アイデアはいくつもあるし頭の中で完璧な出来上がりイメージも浮かんでいるのですが、

実際作るとなかなか思い通りにはいかないものです。

こだわりたい部分を押し通すと、

きれいに作ることが難しくなったり、とんでもなく時間がかかったり、

なんとか完成までこぎつけたらこれが意外と使いにくかったり。

だいたい一個試作したら7つから8つぐらいの改善点がでてきます。

それでもとにかく実際に手を動かしてなんぼ、

体で感じるしかないと思って失敗し続けるのであります。

失敗しては「やっぱりな」って思う。

オリジナルなものを作ろうとするとき、

繰り返されるその行程がわたしの体の一部になって、

後々新しい知恵と工夫を生み出してくれるのです。

 

 

 

 


ご馳走。

2014-02-21 11:37:25 | 雑記

なんとー、またひとつ歳を重ねました。

見た目は若く居たいけど、

心持ちは年々落ち着いて、

動じず慌てず騒がずと、

ちょっとした気持ちの余裕もでてきたり、

なかなか歳をとるのは素晴らしいことだなと思えるようになってきました。

美味しいお料理とお酒でカンパイして、

これからの人生について夫婦でしみじみ語り合う…。

どうしてもすぐ仕事の話になってしまうのを途中で互いに戒めながら…(笑)。

それにしても心づくしの和食ってのは、ほんとに心が満たされます。

金目鯛の炙り、ホタルイカの酢みそ、キスと春野菜のてんぷら、

そばの実、鯖のへしこ、カニの身入りクリームコロッケ、

はああああ、また仕事がんばろー!!!

 

 


実家のロールキャベツ。

2014-02-16 17:03:42 | 台所しごと

ロールキャベツって、なんか心に染みる。

その手間ひまの裏側にある思いを感じてじんとする。

美味しいもの食べさせてあげたいっていう母の思いが、

ロールキャベツ通じて自分の体に伝わる感じ。

なんか食べたいもんある??って聞かれると、必ずこれリクエスト。

なんと愛情の詰まった料理なのでしょう…。

 

 

 

 


積もらない雪の日に思うこと。

2014-02-14 11:45:26 | 雑記

今朝の神戸は雪でした。

家を出て山を見上げるとこんな感じ。

このあと激しく降り出して、

店に着く頃には山の木々のシルエットなど何も見えないほど白一色に変わっていました。

が、街には積もらず。

みぞれまじりの冷たい雨がびちゃびちゃと音を立てています。

神戸っていつもそうね…。

さて、店の方は相当のヒマを覚悟して、今日は文庫本持参。

ずっと気になっていた、数年前の芥川賞受賞で一躍有名になった西村賢太さんの本。

好き嫌いははっきり分かれそうですが、私は好きの方。

とにかくもう、止められない。

すれ違う人全てを睨みつけ、裸でぶつかっていくようなスピード感と生々しさ。

脚色も、ええかっこしいも、なんもない。

そして、読んでみてびっくりの、なんと暗渠の宿の解説が友川カズキさん。

私が昨年はじめて知って、その生き方と歌とギターにこころ掴まれている人。

その友川カズキさんが西村さんに最大の賛辞を贈っている。

さらにはこの西村賢太さん、作家の町田康さんと対談してとても気が合ったらしい。

町田康さんといえば、私が愛するミュージシャン田島貴男さんが、

その町田さんの言葉の世界が好きで、楽曲の作詞もしてもらったこともある人。

田島貴男さんは岡本太郎さんの生き方や残した言葉、哲学的な部分に多分に影響を受け、

今は渋谷にある巨大壁画「明日の神話」の復元設置の際に、

「明日の神話」という曲を作って披露したほどの関係。

そしていわずもがな、岡本太郎さんは私が子どもの頃からずっと好きで敬愛している人。

この繋がり方は必然か。

あ、友川カズキさんは大島渚監督の「戦場のメリークリスマス」のヨノイ大尉(坂本龍一が演じた)役に、

最初に出演依頼を受けた人で、結局秋田なまりをなおすのが嫌で断ったんやけど、

大島監督はその頃から友川カズキさんという人間の魅力に気付いていた。

さて、

先日DVDで見たのは大島渚監督の「太陽の墓場」という映画。

大阪は西成、萩之茶屋界隈を舞台に、

ドヤ街で生きる人たちの、生身の救いのない生活がむきだしに映し出された映画。

大島渚さんは西村賢太さんと同じく、本当に起こっている汚らしくて凄惨な日常を描いた人。

同じ時代、これの対極にあったのが、石原慎太郎原作「太陽の季節」。

裕福に育った若者の愛や友情の物語。

大島渚監督はこの太陽の季節や太陽族というものに対する痛烈な批評として

「太陽の墓場」を撮ったといわれてるのです。

私が興味を持つ人がつぎつぎ繋がって面白い。

最後に。

そんな石原慎太郎が西村賢太の作品を絶賛して芥川賞選考の際に強く推し、

苦役列車の解説を書いているということがまた、なんだか憎い絡み方。

 

 

 


快晴~。

2014-02-12 22:04:38 | 雑記

今日は久しぶりの青空でした。

朝起きてカーテンを開けて、窓を開けると、

さわやかな空気と暖かい太陽の光で身体が喜んだ!!

こんなのいったい何日ぶりでしょうね~。

ちょっと夏の日差しの気持ち良さを思い出しちゃったわーー。

夜に観た『男はつらいよ』の中でも夏のシーンがあって、

蝉の声さえ恋しくなりました。

男はつらいよ、時々近所のTUTAYAでDVD借りて、ただいま12話目。

毎回同じように恋に撃沈する寅さんがせつなくてたまりません…。

そしてこの映画を観るときは、

鍋と熱燗というのが、最近の我が家のルールなのであります。

 


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