心の旅紀行

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日本文化はアメリカ・ヨーロッパ文化とは異なる

2024年08月10日 | 世界

イスラエルの建国・その後の戦争による国土拡大について、日本は、イスラエルがパレスチナ人を民族差別していることは問題と思っていますが、アメリカ・ヨーロッパは、イスラエルを同盟国と考え、パレスチナ人が差別されていることを問題にしていません。

ヨーロッパは、長い間、西アジアと対立してきました。この対立感情は、現代でも容易に抜けないようです。西アジアも同様でしょう。国連憲章があっても対立感情が優先しているようです。

ところでアメリカと日本の関係ですが、これまで日本はアメリカと戦って三戦全敗です。多くの日本の政治家、国家公務員、大手会社経営者らは、戦って勝つと考えることができず、日本がアメリカの奴隷状態であることに疑問を持たなくなっています。こんな状態で日本が元気になる訳がなく、現在、ジリ貧状態です。

日本の一般人は次第に弱気の日本に不満を持ち、日本を奴隷扱いし続けるアメリカに対し、批判的になってきました。

しかし、一般の日本人はどうやってアメリカから自由になるか具体的な考えを持っていません。アメリカとの同盟強化という日本の方針に反対する勇気なく、結局、弱気の自分に絶望し、何もアクションが取れません。

岸田文雄総理に何かせよと言っても、総理は、アメリカから自由になる方策を持っていませんから空しい期待になります。彼以外の政治家も自主自立のシナリオを書いている人は1人もいません。

現状、自覚した人が、自主自立の道を考えるしかありません。事業・仕事でまずは成功することが一番大事です。世界の動向、各国の動向をよく調べ、不法不道徳の国との交流は、自分の事業・仕事を不自由にすると考え、避けるのが妥当な判断だと思います。

一般の日本人が感じる、自主自立性のない日本の政治に対する不満、日本に対するアメリカの勝者ぶった態度に対する不満が、どのような具体的な行動になるでしょうか。8月9日の長崎平和記念式典に長崎市がイスラエルを招待しなかったこと、アメリカやヨーロッパが反発し、各国大使が式典をボイコットしたことに日本文化とアメリカ・ヨーロッパ文化の違いが次第に表面化してきたと感じます。これまでのエマニュエルアアメリカ大使のタカ派的発言に不愉快を感じない日本人はいないでしょう。

しかし私は日本はアメリカと4戦目に入ってはいけないと思っています。また負けるからです。アメリカと対立するのではなく、日本の人々がアメリカ依存心を捨て、特に自主的に国産主要食料を食べることで静かにアメリカから自立してほしいと思います。

生きることは食べることです。食料自給自足できていない状態は日本人の自信喪失の原因になります。戦争時代に突入したこと、また地球規模の異常気象は、外国から食料輸入が不安定になる恐れを大きくしています。現に現在の日本は食材の高騰に苦しんでいます。異常に高温で国内食料生産が不調との情報が流れています。

日本の人々が、現状高くても意図的に国産食料を買うことで、国内食料生産者に国内生産量を増やす重要性を認識してもらい、また、投資家が食料国内生産に投資するようになることをはかるべきです。

日本政府が自主自立をやると、アメリカが怒って、なにかと日本に意地悪をするでしょう。意志薄弱の日本の政治家、国家公務員、大手企業の経営者は、動揺し、アメリカ依存強化施策を実行するでしょう。つまり政府が動くと4戦目も負けるでしょう。

(注)現在の行政は、経済が衰退しているため、自信喪失状態で、思考が混乱し、おかねの使い方が、でたらめになっています。根幹におかねを使わず、イベントなど枝葉に使ってしまいます。一向に借金政治がやまず、政治の貧困化がとまりません。

国民の生産力が弱いのを強化せず、補助金政治に走り、根幹が改善しません。たとえば現在の社会福祉事業は、生きる工夫努力をしない弱々しい人を増やしています。経営努力無用の補助金で成り立つ安易な事業が増える一方です。自分で生きる工夫努力をしない政府依存型の消極的な人が増える一方です。

私の町では社会福祉関係者が大活躍して、自分で生きる力がある人を早くから社会福祉サービスの対象者にし、元気をなくさせています。早々と社会福祉施設に依存して暗い晩年を活きている人が増えています。

人々が生き生きといきることを重視する社会にかえる改善改革精神が人々に必要ではないいでしょうか。

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