中国が軍事力で南シナ海での利権追求や台湾の統一を行うならば先進国は中国との経済交流を嫌い、特にハイテク分野では中国投資を控えるでしょう。台湾を含め、先進国・地域のハイテク産業は現在においても先進的です。
戦争で台湾を統一すると言っても、中国自身のハイテクが遅れていたら先進国の支援を受けると思われれる台湾を攻略することは容易ではありません。
中国は深慮遠謀し、まずはハイテク生産でも先進国と競争できるレベルになりたいと考えているようです。
そうなった暁にまた共産党一党独裁の中国が威張り、戦争で国土拡大をはかるかもしれません。したがって今回は先進国は安易に中国にハイテク投資をしないでしょう。
中国の外交方針を厳しく吟味しながら用心深く投資するでしょう。仮に中国へ投資しても、ハイテクの再先端は国内投資を優先するでしょう。技術力の差をキープしながら中国の野望をくじくような外交を行うでしょう。
総合的に見て、中国はロシアほど無鉄砲な行動には出ないのではないかと思います。しかし、中国の民主化が進まない以上、中国の軍国主義・拡大主義はやまないと予測します。おとなしい共産党では、共産党が民主化の波の呑まれるからです。