ロシアが核兵器を使うかもしれないとアメリカなどを脅すのでアメリカは直接ウクライナ戦争に参戦できません。現在の戦線をはさんでウクライナとロシアの戦闘が長引きそうです。ロシアは、戦線以外のウクライナの軍事施設などを長距離ミサイルなどで破壊し続けるので負けたとは思いません。この状態ですとロシアは核兵器を使うほど追い詰められていないので使わないのではないでしょうか。
この状態で数か月、あるいは数年たつと、ウクライナ軍もロシア軍も戦争に疲れます。ウクライナはどこに長距離ミサイルが着弾するかわからず、不安で避難民の帰還や産業の復興は遅れるのではないでしょうか。アメリカなどもウクライナ支援疲れを起こし、双方に厭戦の雰囲気が広がるのではないでしょうか。
停戦交渉が行われ、戦線が停戦ラインになるのではないでしょうか。
停戦は終戦ではないのでアメリカなどの対ロシア経済制裁は続くでしょう。
アメリカ新同盟ができたというお話がありますが、そうだとすればアメリカ新同盟、ロシア・親ロシア国、中立国・傍観国の世界3分構造になり、アメリカ新同盟とロシア・親ロシア国は対立して、軍事力競争を続けるでしょう。民生にいい訳はありません。アメリカの衰退が続き、ロシアの衰退が顕著になると思います。アメリカと同盟している国、親ロシア国もいいことはないと思います。日本の未来も暗いと思います。
中立国・傍観国が、アメリカ新同盟ともロシア・親ロシア国とも経済交流を行い、民生改善に加速度をつけるかもしれません。
新世界誕生はまだまだ遠いようです。私は新世界を見ることなく死にそうです。自分が憲法第9条(戦争放棄)は世界に通用する法との信念を持って生きたことでよしとしましょう。