安倍晋三元総理は「積極的平和主義」と言って軍事力均衡による平和維持を説いたが、これは永遠の軍事力競争を意味します。この主義では人々は永遠に戦争の不安危険から解放されません。愚論です。
確かにアメリカはロシアと直接戦闘をやっていませんが、今はウクライナ問題を使ってウクライナを支援する形でロシアと戦争しています。ウクライナが戦場になっています。ウクライナの人々は悲惨な状態に置かれています。これが積極的平和主義の結果です。
軍事力競争や戦争ではなく、世界に通用する法の研究とその実現に工夫努力するのが先進的国だと思います。
そうは言っても、現実、国はなかなかその方向で動こうとしません。国権だ、国力だ、国益だと言って、軍事力を強化し、戦争します。国民まで「強い国」思考に酔ってしまいます。
まずは人々が、酔いをさまして、勇気をもって軍事力競争や戦争に協力しない人になりましょう。民生改善に役立つ事業・仕事に注力しましょう。この方が幸福な人生を送ることができます。子孫も繫栄します。
軍事力競争だ、戦争だと叫ぶ政治家などを支持することをやめましょう。富裕層の中に彼らを支持してさらに富むことを画策する人がいますが、彼らと一緒に破滅するのが落ちです。
国は行政区、戦争・軍事力競争は犯罪です。国内紛争は政治の悪さが原因となる場合がほとんどです。差別的政治を行い、多民族管理、多文化管理ができていないことがほとんどです。政治の改善が必要です。強大国なら管理が上手かというと下手です。アメリカ、中国、ロシアを見れば明白です。