岐阜・タイヤ・キーパー・専門店・イマージン・50才からのイノベーション それからバトンタッチへ!

岐阜でタイヤ専門店を経営しながら洗車コーティング専門店を開業しさらに事業継承する一部始終を描きます。 

「五十にして天命を知る」とは言うものの?

2010年02月25日 | 日記
論語に「三十にして立つ」「四十にして惑わず」「五十にして天命を知る」ってあるのですが・・・・・・。

お陰さまで昨日2月24日 満50歳を迎えることが出来ました。
自分が五十歳なんて信じられません、なんか抵抗があるのも事実ですが 事実は受け入れていくしかありませんね パワフルな50代を過したいと思っています。

孔子がおっしゃった天命というのを 少しだけ考えてみると「天命」って何ですか?ということになります。 
「おいお前をこの世に送り出した使命が考えてみよ。」・・・天=神仏様の期待というか約束というか そのようなものではないかと思うのですが・・・・よくわからないのが事実です。

しばし自分の人生を振り返ってみると 自分で小さなタイヤショップを始めたのが30歳前です その時は自分ひとりでの起業であり 自分で切り盛りできるだけの店でした。
ところが以外にもありがたいことにその店が繁盛し 従業員を抱えるようになり「自分だけ課題から 従業員とその家族を含めた課題に 課題が大きくなっています。

30歳の起業は 自分と自分の家族だけの課題。
50歳の起業は 自分と従業員とその家族を含めた課題

タイヤショップの中に洗車・コーティングを行なうのは起業とは言いません 新たに洗車・コーティング専門店を開業するのを「起業」と捉えています。

30歳の起業は自分がシャカリキになれば店が切り盛りできました・・・が従業員を育てるとかそのための仕組みをつくると言う視点はなかったです 時流に乗って忙しくなったから従業員さんを雇用したというだけのレベルです。
わかりやすい違いは「オヤジ」と「経営者」との違いではないでしょうか。

そうすると50歳からの起業は「経営者」としての視点「どの分野で成長をどのような仕組みで行なうか」という課題が突きつけられているわけです。
「仕組み」が出来なければ成長は出来ません ベテランが若い人を指導し育てられる仕組み商売で起業することが求められていると感じたわけです。


残念ながら20年やってきたタイヤ屋商売は「狩猟」というだけで仕組み化は出来ないと結論を持ちました それはタイヤ屋がダメ言うわけでなく成長する仕組みがつくれないしもしつくろうととしても「小さいタイヤ屋」ん本来のメリットを失う事になります。
30歳の起業はその目的に成長発展するという観点がなく とりあえず小さい店を繁盛させるという目先の目標が全てでありました。
ですから思った以上に繁盛させていただいたことで「これではいけない」という危機感が湧き出していろいろな準備と調査と勉強を重ね「仮説」を「検証」しながらその方向と可能性を探ったわけです。

世の中にはすごい人がいるものです 洗車を仕組み化して洗車業として成長発展させているアイタック技研の谷社長です。 ぜひその人とその会社から学べば仕組み化が出来そうだと思ってその道に飛び出そうと決意したわけです。

「天命」って何かわかりませんが 今の段階では若い従業員を雇うことで今いるベテラン従業員の力をもっと引き出すことに繋がっている「仕組み化」をつくる起業であり課題であると思っているわけです。
人が育ち人が楽しく働けて人が喜んでくださる分野が洗車業だとして挑戦しようとしている50歳なのです。

「タイヤ屋の起業は自分だけ」「洗車専門店の起業は仕組み化で人が育ち成長する起業」そんなふうに思っています。 多分これが本当の経営者としての仕事なのでしょうね。

洗車業=仕組み化をつくる(真似る) 幸いよき師匠に出会い恵まれています。

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