岐阜・タイヤ・キーパー・専門店・イマージン・50才からのイノベーション それからバトンタッチへ!

岐阜でタイヤ専門店を経営しながら洗車コーティング専門店を開業しさらに事業継承する一部始終を描きます。 

「店」の声を聴く!

2013年02月11日 | 商人
あまごは時期によって食うものが変わります。
早春はキンパク 春盛りはヒラタ 濁りが入ればミミズ 
大川の大型あまごには黒川虫 放流モノにはイクラなど
あまごの「声」を聴くのがよく釣る人の条件です。

「店」の声を聴く  難しく考える必要はありません。
松本で学んできた積極的傾聴セミナーでは
「聴く=耳と目と心という字です」

観葉植物や花がしおれている。   水をほしがっている・日差しが当たっていないのかもしれません。
POPの用紙が日焼けしている。  新しいPOPに替えてほしいシグナルです。
道具や商品が散乱している。    整理整頓の大事さを訴えている。
というような何気ない日常の一こまから「店」はシグナルを発しています。

利益が少ない赤字だ。       無駄や無理が潜んでいるのかもしれません。
在庫が少ない多い。        戦略的に適正な在庫金額とはいったいどのぐらいか知るチャンスかも。
販売本数が低下している。     ニーズを把握せず自分の主観だけで物事を考えていないかのシグナルかも。
売上げが伸びている。       生産性が上がっているのを確認する必要性があります。
                 なぜなら安売りで一時的に伸びているだけかも。
というような経営数値からも「店」はシグナルを発しています。


セミナーによると
情報の伝わり方の内
言葉自体によるものは全体の7%にすぎず
55%は視覚情報によってもたらされ
38%は聴覚情報によってもたらされる。

この事実から「店」がお客様に与える印象の55%は 「見てくれ容姿」であるわけです。
枯れた花やゴミの散乱 行き届かない整理整頓  お客様に尻を向けるような設備の配置など
これは商売のスタートラインにも届いていない状況です。
何気に見過ごしているのが多いとおもいます。
その上に優しい感じや 耳障りのよい響きといったプラスアルファーの要素
に心を向けていくことで 「店」の主張も伝わり始めていくようです。


店や会社を預かる「長」という立場の人は
「伝える」努力をするより
「伝わってしまう」情報に気を配ることを考えるのが第一だと思います。


キーパープロショップ岐阜店のポスティング用チラシ
左が以前のもの 右が修正を加えた今現在のものです。

左は角ばっていますね~  右は角を丸めてあります。
左は人が腕組みをして 上目線な感じやスタッフがひょろげていて?な感じです。
特に伝わる印象として「ソフト感」というのはやさしい印象として残りやすいものです。
角ばった印象はとげとげしさを連想させてしまう感じがします。
「伝える」でなく「伝わってしまう感じ」に目を向ける。
すると店の内外がいつもきれいであるはずです。
ならば「安全」と「キレイ」の因果関係で
お店は繁盛していくのが自然の道理といえるのではないかと考えます。


チラシという限られたスペースの中に
「伝えたい」を強調すると 知らずうちに嫌な感じが「伝わってしまう」
「伝える」とは傲慢になりやすいのです。
柔らかい感じや丸みを帯びた感じ 明るい感じなど
「伝わってしまう」を考えるほうが謙虚だと思います。

私たちの勉強も修正を繰り返しながら進歩している感じがします。




         

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