岐阜・タイヤ・キーパー・専門店・イマージン・50才からのイノベーション それからバトンタッチへ!

岐阜でタイヤ専門店を経営しながら洗車コーティング専門店を開業しさらに事業継承する一部始終を描きます。 

基本と型を徹底的に学ぶ!

2010年02月06日 | 日記
洗車という行為の中に いろいろな約束事があることが徐々にわかってきました。
「箒で掃くように高圧ガンを使ってください」「上から下にムースを流すように作業してください」「8の字を書くように作業を進めてください」「水減らし作業とは 水を減らすことが目的で完全除去では有りません」などなど 我流洗車しか知らなかった私には目から鱗が落ちることばかりです。

念のため申し上げますが現状の店が展開している洗車は有資格者しか従事していません。

体で覚えこむことに若者より時間がかかるかも知れませんが あわてる必要はないようです。 地道に予習復習を重ねていくつもりです。


文字通り「プロの洗車」を身につけることが洗車コーティング専門店を開業する必須事項ですが ここで少し考えて見たいと思います。

まず最初に 「洗車・コーティング専門店をやってみたい」という情熱が必要です。
それは 人によっては会社勤めを止めて挑戦することです。
今まで毎月いただいているお給料がなくなり 文字通り背水の陣と言った状況になります。
そういったハングリー精神が 不確実な未来を開く勇気を沸き立たせます。
もちろん資金も店の場所といった要素も何もないわけです。
ですから真剣さが出るものです。

私がタイヤ屋として独立した時も「物質的には何にもない」状況でした そのかわりもう後戻りできない進むしかないといった強さだけは湧き上がってきました。
今まさにその気持ちです ただ恵まれているのは創業した会社はしっかりしたスタッフが残って支えてくれる状況になっていますから 私は新たな分野に自ら飛び込める状況にあります。  タイヤショップに洗車・コーティングをコラボする事と 独立した洗車コーティング専門店を開業することは「似て非なるもの」と考える現在です。

同一地区にタイヤ専門店と洗車専門店のコラボレーション この青写真の片方の専門店をまた一から作り上げる事 私たちの今の陣容では独立しようとするものしか拓けない道のようです。

自分で自分に白羽の矢を立て未知の分野に進出です。
わからないことだらけです ですから素直にならざるおえません、したり顔でわかったフリは出来ません。  スゴウ店の店長・チーフ・伊藤さんにとっても真剣に教えにくい奴に「教える」という学びの場であるわけです。  

「教える」というのには対価の存在が必要不可欠なのです 会社からのお給料には指導料が含まれていると考えるとどうでしょう 以前会社はスタッフに洗車技術を学んでいただく為に教えてくださる会社に対価を払っています そこで身につけた技術を生かして洗車商品を販売施工するスタッフと言う立場には それを「キチン」と指導するという要素も当然あると思います。 

現在は師匠・弟子・丁稚というのは死語となっていますが 物事の伝承にはおのおの立場があります。 タイヤ・経営といった分野では私が師匠筋ですからキチンと経営数値・商売の考え方・など素直に学んでいただきたいと思いますが 洗車という要素では私は誰よりも初心者・弟子です。

「学ぶ」立場は 誰よりも素直でありたいと思います。