希望列車で行こう!

勇気は幸福の乗車券、希望列車に、飛び乗ろう。

希望列車074

2009-11-17 14:52:03 | 日記
聖教新聞に、『池田先生とフィリピン』という題の記事が、のっていました。池田先生(創価学会インターナショナル会長)という人間が、とても良くわかる内容になっていたので、今回と次回にわけて、その『池田先生とフィリピン』の記事の抜粋(ばっすい)を、そのまま、のせたいと思います。


ヤシの木が茂(しげ)るマニラのホテルの入り口。「ようこそ!フィリピンへ」玄関前で日本人客を迎(むか)えたジョイ・アルベスは、流(りゅう)ちょうな日本語で頭を下げた。
従業員の彼女は、名古屋大学に留学した経験が買われている。

しかし、高級車から出てくる日本人は、たいていアルベスには目もくれず、さっさとロビーへと向かってしまう。
「これだから、日本人は・・・・・・・・」。最後の言葉は、ぐっと飲みこんだ。

ホテルは空港から15分。客室から有名な『マニラ湾の夕日』が一望(いちぼう)できる。
どうやら近々、日本の宗教団体のトップが来るらしい。
アルベスは「また失望させられるのか」と思ったが、迎(むか)える側の地元メンバーの熱意に打たれ、ともに準備に奔走(ほんそう)してきた。

1991年4月19日の午後11時過ぎ。池田大作SGI(創価学会インターナショナル)会長を乗せた車がホテルの入り口に止まった。
車から降(お)りた会長は、アルベスに折(お)り目を正し、深々(ふかぶか)とおじぎをした。
「うちの人が無理難題(むりなんだい)を言って、困らせたんでしょ。本当に、ありがとうございます。」

アルベスの小さな手を両手で握(にぎ)りしめた。隣(となり)に立っていたホテルのマネージャーに語りかける。
「彼女は本当に陰(かげ)で良くやってくれたと伺(うかが)っています。日本から贈(おく)り物を持ってきたので、渡(わた)してもいいですか」
マネージャーは驚(おどろ)いた様子を見せた後で、にっこり微笑(ほほえ)んだ。

その深夜、アルベスは、SGI(創価学会インターナショナル)のメンバーと遅(おそ)い夕食を共(とも)にした。
「実は私、今まで、日本人は傲慢(ごうまん)な人ばかりだと思っていました。」

池田SGI会長から贈(おく)られた写真集に視線(しせん)を落とすと、大粒(おおつぶ)の涙をためた。

「でも、池田会長にお会いして、日本人が好きになりました!」


次回は、『池田先生とフィリピン』の別のエピソードを、紹介します。

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 希望列車073 | トップ | 希望列車075 »

日記」カテゴリの最新記事