鬼笑で行こう。

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いまの小粒な政治家たちに読んでもらいたい

2009年07月08日 | 鬼笑が知らせる

『サンデー毎日』7月19日号
世紀の顔合わせ 中曽根元首相91才 VS.不破共産党前議長79才--「旧制高校」「マルクス」から「核持ち込み密約」まで


5ページの短い対談記事ながら、いろいろ考えさせられる、中身のみっちりつまった記事です。編集長後記もいい。

対談の最後、不破氏の唐突な「余談」と中曽根氏のダジャレで終わるのもすごい。

「国会質問に“哲学”があった」時代、か…。



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1 コメント

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読みました。 (俊平太)
2009-07-09 17:36:44
旧制高校での経験が共通項が、人として政治家としてこの企画に賛同したもっとも大きな要素ですね。出なければ共通項があまりになさ過ぎます。

確かに、私も含め現在の若者がそこまで純粋に学問に打ち込める“容器”は戦後の学制改革でなくなったのは事実です。
ただ、この旧制高校の共通項としてどうしてもパターナリズムの政治(不破さんは民主集中制での権力獲得、中曽根さんは内務官僚出身)が強くなるのは否めないですね。

すごく自虐的な評価になりますが、識字障碍があっても首相(麻生さん)が務まる日本は、それはそれで素晴らしい国だと思ってますので。

あと、冒頭に沖縄国会の話がありましたが、愛知(外相)さんはあえて惚けたフリをしたのだと思いますよ。実は保守・リベラル派の巨頭であり、吉田・岸・佐藤・田中内閣の重要閣僚を歴任した愛知揆一さんの再評価をしなければいけないと思ってます。
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