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4割しか進化論を信じない国の世界支配

2009年09月18日 | 鬼笑が知らせる
ダーウィンを描いた映画『クリエーション』。アメリカでの上映が見送られることになったらしい。

理由は、アメリカの配給会社が「国民にとって矛盾が多すぎる」という理由で配給を拒否したから。アメリカ国民の多くが「神が人間を創造した」と本気で信じているそうだ。

アメリカで進化論を支持するのは4割足らずという調査結果もあるとのこと。

マイクロソフトやグーグル、宇宙の彼方の探査、……科学の最先端をいくほどに、既知の向こうに未知が増える。
そのとき、「新たな未知もやがて既知となる」と考えるか、「どれだけ既知を増やしても未知が増えるばかり」と考えるか、このあたりが米国民の一見矛盾した態度を理解するポイントでしょう。

未知が既知になることによって新たな未知が増える。
それらの未知もやがて既知になる。
それでまた未知が増える。 (以後、繰り返し。)
そうして、人類の既知の領域が無限にひろがっていく。

科学的思考の基本です。

それにしても、大丈夫か、こんな国の世界支配…?


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1 コメント

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それに協力するスネ夫も (俊平太)
2009-09-20 21:19:50
ちと前までとある政党が政権を担当してました。少数派が多数派にかなりの影響力があったと思われます。ま、ダーウィンを否定まではしないでしょうけど。
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