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奈良のハイキングコース

2020-05-26 13:38:41 | 地域と文化
奈良のハイキングコース
 徐々に自粛が解かれる中、一気にというわけにはいきませんが落ち着いたらハイキングにでも出かけてみませんか。
一定の距離を取りながら歩くのも良いとは思いませんか。そこでお勧めのコースをご紹介します。
葛城山
 大和葛城山は、金剛生駒紀泉国定公園内にある標高959.2mの山です。葛城山とも呼ばれています。
奈良県御所市と大阪府南河内郡千早赤阪村の境に位置しています。北側の二上山と南側の金剛山と共に金剛山地のひとつです。
大和葛城山の山頂付近の葛城高原「自然ツツジ園」!一面にツツジが咲きほこり、毎年多くの観光客で賑わっています。
風に揺られなびく姿に感動!まるで黄金の絨毯のようですね。季節ごとにさまざまな景色が楽しめるのが大和葛城山の魅力です!
大和葛城山は、なんとロープウェイで山頂の葛城高原まで行けてしまうんです!
葛城山ロープウェイへは、近鉄御所駅からバスで15分。南阪奈道路葛城ICから車で15分ほどです。ハイシーズンは混雑が予想され、お昼前後が一番混雑しています。ロープウェイは1~2時間待つこともありますので、時間に余裕をもってお出掛けください。
北尾根コースは、大阪府と奈良県によって整備された全長約45kmの自然歩道「ダイヤモンドトレイル」と一部合流します。
金剛石からその名称がついたこのコース。絶景を満喫しながらハイキングが楽しめるのでとても人気があります!またこのトレイルは山頂を通過するため、どのコースで登ってもこのダイヤモンドトレイルと交わることになります。
   


高取城跡
  数多くの歴史遺産を抱える奈良県ですが、日本100名城に選定されているのは、ここ高取城一つとなっています。
 公共交通機関で訪問する場合は、近鉄吉野線の壺阪山駅が最寄になりますが、徒歩で訪問する場合片道5キロ強。実際歩きで訪問しましたが、数は多くなくともバスや、また途中までタクシーで訪問することも可能です。
徒歩で訪問すると城下町はすぐ近く。
ここはキレイに整備されており、数は多くありませんが飲食店、また公共のトイレ施設も揃っています。夢創館という無料観光案内所では、10円で縄張図も販売していますので、ぜひ立ち寄ってみてください。
夢創館をすぎると、移築門や、かつての武家屋敷の門などが一部残る道をひたすら歩いていきます。
山への入り口に、上子島沢砂防公園という整備された場所がありますので、トイレ休憩をオススメします。高取城は日本100名城ですが、城内には工事現場にあるような仮設トイレが広大な山中の一箇所にあるのみです。
山中に入るとスグに色々な箇所に城の遺構を確かめることができ、冒頭で触れたとおり、タクシーなどで本丸近くまで行くことはできますが、これは山の麓から徒歩で訪問したくなる光景です。
 ただひたすら標高にして583メートル。比高390メートルの山道を登っていきますが、著名な猿石まで辿りつくと、二の門と、山城に珍しい水堀は目前。
国見櫓跡まで行けば、吉野の山々を見下ろせますが、本当に素晴らしい眺め。またここまでくれば、本丸は目前です。特に二の門以降は、山中に圧倒的な石垣を見て歩くことができ、ここまでの登山の疲れを癒してくれます。
さて、高取城ですが、歴史背景を日本城郭大系を参考に紹介します。
 築城時期は古く南北朝の時代まで遡りますが、近代城郭としての始まりは、天正8(1580)年に織田信長による一国破城令で廃城になるも、2年後には筒井順慶によって復興。その後豊臣秀長、「賤ヶ岳七本槍」の一人・脇坂安治などを経由し、寛永17(1640)年に植村家政が入城すると、植村氏が高取藩藩主として幕末まで続きました。
近鉄吉野線・壺阪山駅より奈良交通バス「壺阪寺前」下車、徒歩約50分

   

            


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