終活で一番悩むお葬式の形
終活を考える方が増えていますが、人は死ぬと火葬して遺骨をお墓に埋めるというのが昔からの考え方だったのです。
しかし近年、葬儀のした方も変化してきており、子供や可愛い孫に負担をかけてはいけないと「樹木葬」や「散骨」という埋葬の仕方が考えられるようになりました。
少し前までは、散骨をされる方の理由として、「経済的な理由でお墓の購入ができない。」「海や山が好きなので自然に返してほしい」といった遺言だったのです。
そこで、もっともポピュラーな海で行う散骨プランを紹介します。
1.代理散骨プラン
遺族の代わりに散骨業者が散骨してくれるプランで、遺族は岸などで故人を見送って、後は散骨業者に任せて海に散骨していただくプランです。
この場合だと、料金は比較的やすく30,000~80,000円ほどなのです。
2.合同散骨プラン
このプランは複数の遺族が同じ船に乗り散骨を行うプランで、代理散骨とは違い遺族の手で遺骨を散骨することができるため、最後のお別れもできるのがよいところです。
このプランの料金は、100,000~200,000円ほどです。
3.個別散骨プラン
このプランは、遺族が船を一隻チャーターして散骨を行うプランです。身内だけですので気兼ねなくお別れをすることが出来ますし、散骨も思う存分行うことができるのです。
ただし、船を一隻チャーターしますので料金もそれなりに掛かり、200,000~500,000円ほどとなります。
散骨プランでは、通常のようにお坊さんによるお経などはありませんし、酒・水・花を海に撒く程度なのです。
また、散骨すると遺骨が残りませんので、それでは偲びないと感じる方は、少量の遺骨を分けて自宅で供養するといった方もいます。