見直しませんか?住宅ローン!(最終回)
住宅ローンのお話しもいよいよ最終回となりました。いろいろお話をしてきました。金利が底の今、ホントに繰り上げ返済やローンの見直しの良い機会だと思います。
ローンの借り換えと金利交渉、どちらがおトク?
コスト面を比較すると、借り換えは費用が数十万円かかる場合が多くあります。しかし、金利交渉だと原則的にコストはかかりません。
手間は、借り換えの場合、銀行に提出する書類を集めて何度か足を運ぶことになりますが、金利交渉では提出書類が少なく手間はそれほどかかりません。
金利面でいうと、借り換えの場合は、新規でローンを借りたのと同じ扱いとなりますので、新規並の金利となります。しかし、金利交渉では、新規並まで金利が下がる仕組みにはなっていません。
では、ローンの借り換えと金利交渉、どちらを選ぶほうがよいのでしょうか?
この2つを見比べそれぞれメリット・デメリットがありますので、どちらが自分にとってメリットがあるか、今の返済方法を変えるかなど、トータルで判断してみてください。
定年退職後に住宅ローンの重圧に悩まされないように、金利が史上最低水準の今を逃さず、早めのアクションを起こすことが大切です。
現在、ご利用の金融機関の担当者の方とよく相談して、一番お得な方法を選んでください。
金利が低い今だからこそ、焦らずじっくり検討するのがよいですよ。