僕とわたしの歩く道

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娘の隣の席

2007-11-21 08:15:20 | 学校生活
娘は家ではもう反抗期か!と思うほど、言い訳や言い返しのオンパレードで、おひさまにも別にいつも優しいお姉ちゃんなわけではない。

思えば娘とは2歳から言い合いしていたし、なんだか2歳から対等だった。
当時、川柳で「口げんか 2歳児相手に 本気だし」というのが書いてあって、「これ、お前だね~」と夫からも言われてたもの。

小学校ではとても優等生でしっかりものの優しい娘。(家でも基本的には優しい子だよ~♪)
別のクラスの先生からは「いい子じゃなくてもいいんだよ~」って言われたっていうし・・・

「まあ家では違うしね~」と私が言うと、「A型だから家と外では違うのよ」と言う。

この3年間、転校もしたから3つのクラスを経験しているけど、娘のクラスにはいつも軽度発達障碍の子がいる。・・・というより、6%もいる発達障害児だもの・・・全部のクラスにいるんだろうな。

そして、いつも娘の隣の席になる。「おひさまとは違う感じよ。ちゃんと話せるし」って言う男の子たち。

1,2年生のときのAくんは、「あまり上手にその日あったこととか話したりできません。そんなことでからかったりしてはいけません。」って入学してすぐ先生から説明があった男の子。わからないと頭をボコボコ叩いて「もうだめだ~」ってなっていた。算数のプリントも計算もしないでぶわ~って数字だけ埋めたりしてた。
「1つ1つ本当に上手にほめてくれて、音読も計算も上手になっていったんですよ。補助の先生も皆で感心しています」って当時の先生は言ってた。

3年生になってから転入してきたBくん。クラスから飛び出したり、授業中は先生が横についてたり。
2学期になって
「先生の席の目の前でBくんの隣の席になってくれるかな」って頼まれた娘。
頼まれると俄然はりきる娘。
「そうじもね、ぞうきんがけ競争にしたらちゃんとしてくれたんよ」
って楽しそう。まあたまに頭くる~って言うときもあるけどね。

娘に感心するのは
わからないことを教えてあげるのは当然だと思っていること
その子の良いところを見つけるのが上手なこと
声にだして人をほめることに照れがなくって素直に言葉にできること

それは娘の財産だと思います。

おひさまと日々生活しているからだろうね。
頑張ってないわけじゃない、ふざけているわけじゃない、困らせようとなんて思ってない・・・でもなんだかわからなかったりうまく出来ない子がいることを知っているからだろうね。

参観で娘の隣の席の子を見ると、応援して、ドキドキして、嬉しくなってしまう私です。

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