Japanese and Koreans invaded Asia. We apologize.

仮面を脱いだ安倍首相?

2013年12月23日 16時08分56秒 | Weblog
「仮面を脱いだ安倍首相」―特定秘密保護法成立についてのドイツのメディアの論調
じゅん / 2013年12月15日





「日本政府が外国人記者を招いてその政策や法律について説明することは非常に稀であるが、その稀なことが今週起こった。外国人ジャーナリストたちが霞ヶ関の一室で政府関係者から『この法律の施行によって言論や報道の自由は損なわれない』という説明を受けている間、外では何千人という、主として年配の人たちが抗議デモを続けていた。多くの人は安倍政権がこの法律を悪用し、不都合な情報をもみ消し、1930年代のように反対派を威嚇して萎縮させようとしているのではなかと恐れている。調和を重視する社会に生きる日本人の多くは、政府の政策に反対でも実際に抗議行動に出ることはあまりない。その日本人がこの法案に対するほどの激しい抗議行動を起こしたのは、今までなかったことである。参議院の本会議場では安倍首相の率いる自由民主党のこの法案審議についての傍若無人ぶりに激高した政治家の間で、ほとんど殴り合いのような場面も見られた」。


なぜ日本社会はこれほど感情的に強く反応するのだろうか? それは一つには、この法律がもともと圧倒的な力を持つ官僚の力をさらに強化するからである。この法律では、官僚たちは何が秘密であるかを自分たちで決めることが出来る。


この法案によると、将来各省の高級官僚は国防や外交上の経過を示した資料のどれにも秘密というスタンプを押すことができるようになる。それだけではなく、他の分野のすべての資料も“微妙な分野”に属するという名目によって、秘密扱いに出来る。しかし、何が秘密事項にあたるか、この法律ははっきりと規定しておらず、曖昧模糊としているため拡大解釈が可能である。


日本政府は、経済政策の成功は経済回復の数字が示しているとして、安倍首相が本当に関心を持っているテーマに取り組んだのだ。すなわちアメリカと並んで日本がアジアで軍事的にも指導的国家となること、国内では平和主義が深く根ざす日本社会を変えて、彼の粗野なナショナリズムを浸透させることである。安倍首相は著書のなかで、彼が目指す目標は1930年代の日本であるとはっきり書いている。



 秘密保護法案については、拙速であったと思うし、改正すべき点もあると思うが、

まず、調和を重んじる日本人とうい、定型文句はどうにかならないものか?
戦争好きなアメリカ人、杓子定規なドイツ人など、ひっそり、自分のアメリカ人論、ドイツ人論をしのばせるべきではない。

 拡大解釈、というのは、どんな法律の文言でもあり得るわけだが、さすがに行政文書のなんでもこの法律で、秘密にすることはできまい。

 また、安倍首相は1930年代の日本を目標としているというが、その部分を引用してもらいたいものだ。


 日本人の中には、ときどき、洋物を洋物という理由でありがたがるひとがいるが、洋物、和物でも、いいものもあれば、悪いものある、批判的に吟味していくべきである。


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