Japanese and Koreans invaded Asia. We apologize.

2018年06月18日 23時41分06秒 | Weblog
「息子の勇気が心を激しく揺さぶる」 新幹線殺傷の遺族

 【妻】

 この度、夫の葬儀が無事に済みましたことを、ご報告します。ごく内輪で、心静かに送ることができました。

 夫は、私にとって、世界一優しい夫でした。

 2人とも旅行が好きでしたので、私が行きたいところを考えて、夫が旅行プランを作って、色々なところに出かけました。

 いつも家事を積極的に手伝ってくれ、私の仕事が忙しい時には、自分の仕事が忙しくても、ご飯を作って応援してくれました。

 たくさんの優しさと愛をありがとう、安らかに眠ってくださいと伝えたいです。

 夫を突然失った悲しみが癒えることはありません。このような悲しい事件が二度と起こらない社会になることを強く願います。

 今回の事件については、私たち遺族に対してもたくさんの励ましのお言葉やお心遣いをいただいております。

 また、直接、面識の無い方からも、たくさんのご厚意が寄せられていると聞いております。

 この場を借りて、皆様に感謝を申し上げると共に、お心だけちょうだいし、それ以外につきましては、全て辞退させていただくことをお許し下さい。

     ◇

 【両親】

 葬儀を終えた今となっても、息子がいなくなったということが信じられません。いつもどおり「ただいま」と笑顔で帰って来そうな、そんな気がしてしまいます。

 でも現実に立ち返ると、胸の張り裂けそうな悲しみと喪失感に、ただただ涙が流れるばかりです。何を見ても息子との思い出が浮かんできます。

 小さい頃からひょうきんで、みんなをいつも笑わせてくれました。中高でも大学に入ってからもたくさんの友人とともに充実した日々を送り、世界を広げていました。

 会社に勤め、結婚し、ともに働く2人の生活を本当に楽しんでいました。忙しいのに私たちにもこまやかに気にかけてくれました。どの姿も無理のない自然な彼のままでした。

 穏やかに冷静に物事を判断できる性質でしたのに、このような事件に遭遇してしまったことが本当に悔しく無念でなりません。それでも目の前の危機に手を差しのべずにいられなかった息子の勇気に、我が子ながら心を激しく揺さぶられております。

 このような苦しくつらい事件が二度と繰り返されないよう、対策をとっていただけることを望んでやみません。

 事件後に多くの方々から励ましのお言葉を頂きました。皆様が息子を悼んで下さるお気持ちに深く感謝申し上げます。

 今はただ、息子の思い出と共に静かに過ごしたいと願っております。

 何とぞご理解いただきますよう伏してお願い申し上げます。

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