安全保障読本(44)米側から求める沖縄撤退に覚悟あるか (1/2ページ)
2010.9.19
これは当然覚悟しておかなくてはいけない。
地政学的にそうした選択の可能性は少ないとは思うが、当然、日本側もそうした選択肢を視野にいれた戦略を練っておかなくてはいけない。
一部の日本の右翼の人がいうように、日本は捨てられるかもしれないし、日本はすでに格下げされた国家なのであるから、そうした選択肢を想定しておくのは当然であろう。
端(はな)から外国軍事力を頼みに、祖国を防衛する“戦略”は「異形」である。「異形」を潔しとせぬのなら、武備を大拡充し、核保有議論の封印も解かねばならぬ。ところが現実には米軍の通常・核戦力を心のどこかで当てにし、自衛隊と米軍による抑止力で創り上げた一時的平和にどっぷりつかりながら「米軍撤退」「自衛隊縮小」をもくろむ政治家が政権内で跳(ちょう)梁(りょう)している
ということかもしれない。
しかし、そうした日本の政治・メディアの風潮を冷静に改革していかなくてはいけない。少なくとも日本の平和・戦争回避のためにもっと戦略的に、もっと貪欲になるべきだ。
「ナイト・トーキョー・デイ」 刺激的な「幻想の日本」
2010年9月20日
外国映画に描かれる日本が好きだ。フジヤマ、ゲイシャの時代からカブキチョー、アキハバラの現在まで、西洋人の誤解や幻想、憧憬(しょうけい)や差別などのフィルターを通した日本は見ていて本当に飽きない。
スペインのイサベル・コイシェ監督の新作もほぼ全編、現代日本を舞台にしている。
まず冒頭から驚かされる。女性の裸体に寿司(すし)を並べ、男たちが取り囲む。随分な偏見だと思いきや、日本のビジネスマンが商談のために西洋人を接待している場面だと分かる。はしゃいでいるのは西洋人だけ。日本の社員たちはあきれている。西洋の監督が西洋人の偏見を批評するという構図が、おや、と思わせる。
西洋人から見たエキゾチズムは慎重に回避されている。しかし、だからといって、日本人が撮るのと同じ風景になるかというと、やはりどこかが決定的に違っている。現実離れした異空間の雰囲気が漂っている。そこで展開するドラマも必然的に地上から5センチ浮き上がらざるをえない。
築地でマグロを解体するリュウの裏の顔は有能な殺し屋であり、愛する娘に自殺された父親から、娘の元夫を殺害するよう依頼される。ところがリュウはその元夫を愛してしまう……。何と現実離れしたファンタジーだろう。しかしそれが身近な街で起こっても全然違和感がない。見ている間に、私たちが生きているはずの現実世界がぐにゃりとゆがみ始める。その刺激が全身に心地よい。(石飛徳樹)
ということで期待してみたが、予告をみると
Trailer - Map of the Sounds of Tokyo (Night Tokyo Day)
Map of the Sounds of Tokyo - Trailer
西洋人から見たエキゾチズムそのものではないか、とも思える。
”白人”男性の東洋女性に対するエキゾチックな欲望を満たす主に性の対象として東洋人女性そのものではないか?
ま、全編みてないからなんともいえない。
賛成するかしないか別にして、日本のフェミは思想の紹介ばかりしていて、邦画、あるいは洋画における女性の描写に対してあまりにも無批判ではないか、とも思う。
18.09.2010
German foreign minister 'marries' gay partner
ドイツの外相がゲイのパートナーと結婚。
ま、いいんじゃないでしょうか。
ただ、男女の結婚の意味も変わりつつある中、ゲイの結婚の推進が云々される、というのも不思議な気がしないでもない。
新しい家族の意味、形態が模索されているのだろう。
スウェーデン総選挙、中道右派政権続投 右翼政党も議席
2010年9月20日1
「反移民」を唱える右翼政党が初めて国政に進出し、20議席を得た
ということだが、英語圏では、極右勢力とも形容されている。
で、そのスウェーデン民主党についてみてみると、
スウェーデン民主党
Sweden Democrats
From Wikipedia
The Sweden Democrats' response
The party dissociates itself from all forms of totalitarianism and racism and states that it considers the 1948 Universal Declaration of Human Rights a fundamental component of its politics. Furthermore, the party says that its fundamental goal is to combine the principle of social and economic justice with traditional conservative values.
人種差別や全体主義には反対し、基本的人権の尊重は認めており、移民に関してすごく極端かといえば、全然極端ではない、とは言わないが、保守としてはあり得る政策で、すごく極端とも言えないように思う。
Africans have 'child rape gene': Sweden Democrat
by Peter Vinthagen Simpson, The Local
September 3rd, 2010
On his blog "Landskronabackspegel" (Literally: Landskrona rearview mirror) Wahlberg, a 76-year-old retiree and one of the party's more experienced members, published a post on the genetic characteristics of black Africans:
"For many thousands of years, the Negro could chill out in the heat, eat some bananas, rape some passing woman or child, fight with other negro males and eat them up, play the drums a little, run around a bit, catch an antelope, eat a few bananas, fuck a bit, get drunk on fermented fruits or herbs, and so on. This has been going on for millennia without any evolutionary pressure in the form of environmental factors forcing the negro to develop in another direction."
ただ、メンバーのなかに人種差別主義者がいたりして、そうした点が非難されているようである。
[english subtitles] Sweden Democrats banned Political ad - Official Commercial - TV4
放映禁止になったCMというが、しかし、禁止されるほどの内容だろうか?とも思う。
スエーデンの政治状況の全体をもう少し丁寧に追ってみないと個々の事件の意味はつかめない。
20 September 2010 Last updated at 07:53 GMT Share this pageFacebookTwitterShareEmailPrint
Japan urges China to act calmly in islands row
尖閣をめぐる日中の攻防。
中国、日本からの上海万博訪問団1千人の受け入れ延期
2010年9月20日
対外的な一つの政治問題にこれほど、国家全体が一致団結して行動する、というのは、韓国・北朝鮮でもそうだが、ある意味羨ましいが、ある意味、全体主義的の匂いがして怖い。
よくも悪くも日本ではこれほど一致団結した民族主義はもう出現しないだろう。
韓国でもそうだが、国家間の一部に紛争があるときに、それはそれとして、あるいはそういうときだからこそ、民間のわれわれは仲良くしましょうよ、という発想はないのだろうか?
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更新
SMAP上海公演チケット販売停止 開催中止の可能性も
2010年9月20日21時40分
【上海=奥寺淳】10月9、10日に上海で予定されている日本の人気アイドルグループ「SMAP」コンサートのチケット販売が、一時停止されていたことが20日わかった。「中日関係が緊張しており、公演自体が中止になる可能性があるため」(予約窓口)といい、尖閣諸島沖での衝突事件の影響を受けた形だ。
中国各地で対日抗議デモが起きた18日午前に、中国の主催者側から予約センターに指示があったという。
SMAPのコンサートはもともと6月に上海万博の会場内で開かれる予定だったが、ファンが殺到して混乱するのを恐れて万博当局が1週間前に中止。仕切り直す形で万博会場外の大型スタジアムでの公演が決まった。最も高い1680元(約2万1千円)のチケットも売れ行きが良く、今月には地元メディア向けにSMAPの5人全員が電話会見まで開いていた。
なっ。
群馬に誕生「コスプレの聖地」 撮影会大盛況の背景とは? (1/2ページ)
2010.9.20
・・・・・平和だなああ。安泰?
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アフガンの米兵が市民を気晴らし殺人 追訴と米紙が報道
2010.9.20 10:24
19日付の米紙ワシントン・ポストは、アフガニスタンに駐留する米陸軍戦闘旅団の隊員5人が、今年1月からアフガン市民を気晴らしに殺害していた疑いで米軍から訴追されていると報じた。
U.S. Troops in Afghanistan Reportedly Killed Civilians for Sport
A group of rogue U.S. soldiers allegedly began a months-long spree starting last January in which they randomly targeted and killed Afghan civilians and even dismembered some corpses as well as photographing them and hoarding skulls and human bones, the Washington Post reported.
ということで、また、問題が発展するか、どうか?