Study Settles It: Shocking Black & Latino Imprisonment Rates the Result of Racist, Punitive Impulse
How racist attitudes barely hide beneath the surface of 'tough on crime' policies.
April 21, 2010
”黒人”と”ラティーノ”の受刑率の高さは、人種差別的・懲罰的な衝動の結果である、というタイトルだが、ちょっと誤解を与えるタイトルである、と思う。記事を読むと、マイノリティーに対する冷たい人は、より厳しい刑罰を望む傾向がある、といった感じだと思う。
米軍の準機関紙がテニアン移設案を好意的に報道(きっこのブログ)
という。
で、これも、どうも誤解を与えるタイトルだと、思う。
Tinian Island makes a push to host Futenma operations
By David Allen, Stars and Stripes
Pacific edition, Wednesday, April 21, 2010
記事の内容に間違いはないが、好意的ともいえない。否定的とも言えないが、単にそうした動きがあるというだけの話で、
それ以上のコメントについて、ホフシュナイダー上院議員とは連絡が取れなかった、この案は連立与党の少数党である社会党が推進している、とあるだけである。
宜野湾市・伊波洋一市長の「沖縄の海兵隊は全てグアムに移転する」という妄想プレゼンテーション(週間オブイェクト)
という記事をみれば、現実性はない、といってよいだろう。
地元の人々とともに怒り、ともに泣く、というのはすばらしいことだ。
しかし、地元の願いを現実的に実現可能にする方策が欠落し、しかも、現実から眼を背けて、また、根拠の薄い情報、都合のいい情報ばかり提供し続けるのは、鳩山氏以上に夢想家であると同時に、地元民に対しても質の悪い、裏切り行為になろう。
Solitary workers at high risk of racist attack, survey shows
Racist murders running at five per year with late-night minicab drivers, shop staff and takeaway owners most vulnerable, survey shows on 17th anniversary of Stephen Lawrence murder
Robert Booth
guardian.co.uk, Wednesday 21 April 2010
タクシーの運転手さんなど夜単独労働するマイノリティーは非常に危険である、と。
人種差別に基づいた、現実の暴力は許されるべきではない。
Rock against religious fanaticism
Herpreet Kaur Grewal
guardian.co.uk, Thursday 22 April 2010
1982年、パキスタンでロックを演じていたら、イスラムに対する侮辱であるとして、ギターをぶちこわされたパキスタン系の人に関する記事。
宗教に対する侮辱かどうかの意見はいろいろあろう。しかし、表現活動に対する暴力行為は許されるべきではない。
(なお、この人、高校時代はユダヤ人やカソリックの友人とバンドをくんでいた、という点も注目しておこう。)
首相官邸に不審な郵便物 封筒に乾電池やリード線
テレビ朝日に銃弾? 脅迫文に「反日放送やめろ」
2010.4.23
暴力を暗示する脅迫行為も許されるべきではない。
こうした行為で影響を与えようとする態度そのものの方が反日的である、と思う。
Where the parties stand on free speech
Padraig Reidy
guardian.co.uk, Thursday 22 April 2010 18.00
UK.総選挙が近づく中、表現の自由に関する議論が行われた。3党とも、人種や宗教に関する憎悪扇動行為を取り締まる法律Racial and Religious Hatred Act 2006の妥当性に関しては一致している、という。
みると、
とある。宗教的憎悪を煽ることを意図して、脅迫的言動をとることを取り締まるものらしい。
憎悪を煽る、というだけでははその文言の意味が曖昧で、濫用の危険があるが、脅迫ということで、暴力を含意、ということであるなら、妥当かもしれない。○○人は串刺しにしろー!などと大声で叫ぶ輩はムショで勉強してもらったほうがいいかもしれない。親の連れ去りに対抗して、子供を暴力的に拉致するのを暗示するようなサイトについても然りである。
また、国家の役割として、
反 憎悪扇情法は、マイノリティーを子ども扱いするものだ、とする批判に対して、国家はマイノリティーを擁護する義務がある、という立場と、個人や団体間の交渉に関して、国家の介入は最小限であるべきである、という立場がある、と。
個人的には、後者が原則だろうと、思うが、しかし、表現の自由といえども、大多数の憎悪的言動の前にはマイノリティの発言が圧倒され、無力である、という観点からすれば、前者も合理性がある。
ただ、これは、やはり、当該社会の事情にもよるのであって、法律の制定を根拠付け、合理性を支える社会的・経済的・文化的一般事実・立法事実(Legislative fact)なしに強度な規制をとることも許されるべきではない、と考える。
日本の実情をどう評価するか、それはまた難しい問題である、と思う。
UK contends with poverty gap
FRIDAY, APRIL 23, 2010
UKの格差問題に関するアルジャの記事。
ある地域では貧困と犯罪問題が深刻で、すぐ近くの裕福な地域では平均寿命が88才なのに対して、貧困地域では71才だった、という。
なんでもかんでも欧米の真似をして、暗い側面・副作用まで導入してしまう場合があるので注意すべきだ。
21 April 2010 11:42 UK
US military wages war on Post Traumatic Stress Disorder
アフガンに行った多くの兵士が心的外傷後ストレス障害に苦しんでいるという。
どのような体験があったかの記述はない。
21 April 2010 08:04 UK
Woman admits sex attacks on boys
60代の女性が20年以上前に10才、あるいは12才の少年に猥褻行為をしたことを認めた、という。
ーーーー英語圏記事ではわりに女性の少年に対する猥褻行為の記事がよくでる。
How racist attitudes barely hide beneath the surface of 'tough on crime' policies.
April 21, 2010
”黒人”と”ラティーノ”の受刑率の高さは、人種差別的・懲罰的な衝動の結果である、というタイトルだが、ちょっと誤解を与えるタイトルである、と思う。記事を読むと、マイノリティーに対する冷たい人は、より厳しい刑罰を望む傾向がある、といった感じだと思う。
米軍の準機関紙がテニアン移設案を好意的に報道(きっこのブログ)
という。
で、これも、どうも誤解を与えるタイトルだと、思う。
Tinian Island makes a push to host Futenma operations
By David Allen, Stars and Stripes
Pacific edition, Wednesday, April 21, 2010
記事の内容に間違いはないが、好意的ともいえない。否定的とも言えないが、単にそうした動きがあるというだけの話で、
The senator could not be reached for further comment Monday.
The idea is being pushed by Japan’s Social Democratic Party, a minority member of the three-party coalition that took power there last September.
それ以上のコメントについて、ホフシュナイダー上院議員とは連絡が取れなかった、この案は連立与党の少数党である社会党が推進している、とあるだけである。
宜野湾市・伊波洋一市長の「沖縄の海兵隊は全てグアムに移転する」という妄想プレゼンテーション(週間オブイェクト)
という記事をみれば、現実性はない、といってよいだろう。
地元の人々とともに怒り、ともに泣く、というのはすばらしいことだ。
しかし、地元の願いを現実的に実現可能にする方策が欠落し、しかも、現実から眼を背けて、また、根拠の薄い情報、都合のいい情報ばかり提供し続けるのは、鳩山氏以上に夢想家であると同時に、地元民に対しても質の悪い、裏切り行為になろう。
Solitary workers at high risk of racist attack, survey shows
Racist murders running at five per year with late-night minicab drivers, shop staff and takeaway owners most vulnerable, survey shows on 17th anniversary of Stephen Lawrence murder
Robert Booth
guardian.co.uk, Wednesday 21 April 2010
Black and minority ethnic minicab drivers, shop workers and takeaway owners face a high risk of racist attack, according to a study by the Institute of Race Relations, an educational charity that aims to inform "the struggle for racial justice".
An examination of 660 racially motivated attacks that took place during 2009 found that Asians who have solitary occupations and work at night are particularly at risk. Almost a third of the crimes audited by the campaign group took place in taxis and taxi offices, takeaways, restaurants, shops, pubs and bars.
タクシーの運転手さんなど夜単独労働するマイノリティーは非常に危険である、と。
人種差別に基づいた、現実の暴力は許されるべきではない。
Rock against religious fanaticism
Herpreet Kaur Grewal
guardian.co.uk, Thursday 22 April 2010
One day in 1982, a Pakistani medical student named Salman Ahmad (right) was playing guitar at a student talent show in a Lahore hotel when a young religious fanatic dashed on stage. He snatched Ahmad's Gibson Les Paul from round his neck and smashed it, because he thought rock music was an affront to Islam.
He bought a guitar and became part of a high-school band, with Jewish and Catholic friends.
1982年、パキスタンでロックを演じていたら、イスラムに対する侮辱であるとして、ギターをぶちこわされたパキスタン系の人に関する記事。
宗教に対する侮辱かどうかの意見はいろいろあろう。しかし、表現活動に対する暴力行為は許されるべきではない。
(なお、この人、高校時代はユダヤ人やカソリックの友人とバンドをくんでいた、という点も注目しておこう。)
首相官邸に不審な郵便物 封筒に乾電池やリード線
テレビ朝日に銃弾? 脅迫文に「反日放送やめろ」
2010.4.23
暴力を暗示する脅迫行為も許されるべきではない。
こうした行為で影響を与えようとする態度そのものの方が反日的である、と思う。
Where the parties stand on free speech
Padraig Reidy
guardian.co.uk, Thursday 22 April 2010 18.00
UK.総選挙が近づく中、表現の自由に関する議論が行われた。3党とも、人種や宗教に関する憎悪扇動行為を取り締まる法律Racial and Religious Hatred Act 2006の妥当性に関しては一致している、という。
みると、
A person who uses threatening words or behaviour, or displays any written material which is threatening, is guilty of an offence if he intends thereby to stir up religious hatred.
とある。宗教的憎悪を煽ることを意図して、脅迫的言動をとることを取り締まるものらしい。
憎悪を煽る、というだけでははその文言の意味が曖昧で、濫用の危険があるが、脅迫ということで、暴力を含意、ということであるなら、妥当かもしれない。○○人は串刺しにしろー!などと大声で叫ぶ輩はムショで勉強してもらったほうがいいかもしれない。親の連れ去りに対抗して、子供を暴力的に拉致するのを暗示するようなサイトについても然りである。
また、国家の役割として、
Michael Wills gamely defended the Labour party's record on free expression, citing the Human Rights Act and the Freedom of Information Act as huge advances in UK free expression legislation. In an answer to a question from Sunny Hundal, Wills rejected the notion that religious hatred laws infantilise ethnic minorities, pointing out that the state had a duty to protect the vulnerable and minorities. His views stood in contrast to Grieve's more libertarian line – which echoed the themes of the Conservative election campaign – that the state should have minimal role in the interaction between individuals and communities.
反 憎悪扇情法は、マイノリティーを子ども扱いするものだ、とする批判に対して、国家はマイノリティーを擁護する義務がある、という立場と、個人や団体間の交渉に関して、国家の介入は最小限であるべきである、という立場がある、と。
個人的には、後者が原則だろうと、思うが、しかし、表現の自由といえども、大多数の憎悪的言動の前にはマイノリティの発言が圧倒され、無力である、という観点からすれば、前者も合理性がある。
ただ、これは、やはり、当該社会の事情にもよるのであって、法律の制定を根拠付け、合理性を支える社会的・経済的・文化的一般事実・立法事実(Legislative fact)なしに強度な規制をとることも許されるべきではない、と考える。
日本の実情をどう評価するか、それはまた難しい問題である、と思う。
UK contends with poverty gap
FRIDAY, APRIL 23, 2010
One such area is Tottenham in north London where the life expectancy for men is lower than that of some developing nations
UKの格差問題に関するアルジャの記事。
ある地域では貧困と犯罪問題が深刻で、すぐ近くの裕福な地域では平均寿命が88才なのに対して、貧困地域では71才だった、という。
なんでもかんでも欧米の真似をして、暗い側面・副作用まで導入してしまう場合があるので注意すべきだ。
21 April 2010 11:42 UK
US military wages war on Post Traumatic Stress Disorder
アフガンに行った多くの兵士が心的外傷後ストレス障害に苦しんでいるという。
どのような体験があったかの記述はない。
21 April 2010 08:04 UK
Woman admits sex attacks on boys
A 62-year-old woman has admitted to a series of sex attacks on two young boys dating back over 20 years.
Audrey Elizabeth Beck from Ballyhill Road, Nutt's Corner indecently assaulted one of the boys when he was aged between ten and 11
60代の女性が20年以上前に10才、あるいは12才の少年に猥褻行為をしたことを認めた、という。
ーーーー英語圏記事ではわりに女性の少年に対する猥褻行為の記事がよくでる。