お疲れ様です。
みなさまお元気ですか?
今日は少し前の話ですが
毎日新聞のこの記事です。
「ネオニコ系農薬を規制強化 野生ミツバチへの影響評価も追加 環境省方針」
「ネオニコチノイド」
みなさまご存知でしょうか?
ウィキペディアの説明では
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クロロニコチニル系殺虫剤の総称。
ニコチン様物質を意味し、
イミダクロプリド、アセタミプリド、ジノテフラン
などが該当する。
現在、農薬として世界100カ国以上で販売されている。
植物体への浸透移行性があり残効が長い利点があり、
殺虫剤の散布回数を減らせるため、
世界各国において最も主流の殺虫剤として用いられて、
1990年頃から使用が急増した。
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というものです。
その「ネオニコチノイド」でよく問題視されるのは
世界各地で大量失踪しているミツバチ
その一因として、
このネオニコチノイド系の農薬、殺虫剤が
指摘されていることです。
ミツバチは花粉を花から花へ運ぶ
大切な役割をになっています。
世界各地で大量失踪しているミツバチ
その一因として、
このネオニコチノイド系の農薬、殺虫剤が
指摘されていることです。
ミツバチは花粉を花から花へ運ぶ
大切な役割をになっています。
その失踪の原因の可能性があるとすれば
すぐにでも使用を中止すべき
すぐにでも使用を中止すべき
そのように思いますが
しっかりとしたエビデンスが
まだ、無いのでしょうか?
そして、ネオニコチノイド系の農薬、殺虫剤
その他にもさまざまな悪影響の可能性が
指摘されています。
指摘されています。
それは、どんな影響なのでしょうか?
◆「ネオニコチノイド系農薬の影響は?」
では、指摘されている悪影響について見てみましょう。
こちらのサイトに詳しく記載されているので
抜粋してみると
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・神経発達障害との関連?
人の神経発達障害と関連する可能性をEUが公式発表
ADHD(注意欠陥・多動性障害)自閉症との
関連も懸念されています。
・免疫系を抑制
ハチの免疫反応を弱め、感染病にかかりやすく
させると報告されいます。
・生態系への影響
近年、昆虫が減っています。
繊細はバランスで成り立つ
生物多様性が崩れる可能性があります。
・毒性成分が蓄積しやすい
長期間土壌や水に残りやすく
農薬を大量に使用する日本では
毒性成分が蓄積しやすい。
・洗っても落ない農薬
根から入って作物の隅々まで行き渡るので
洗っても全部はおちません
・花粉や花蜜が毒に?
花粉や蜜、受益などにも行き渡り
微量でもハチなどの神経系
に作用するという報告があります。
・汚染が拡大しやすい
周辺の水路や地下水に流出したり
周りの植物の根から吸収されて
汚染が拡大しやすい性質があります。
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どうでしょうか?
これがすべて真実となれば
最悪状態です。
◆各国の対応はどうなっているの?
それでは、
この問題について各国の対応について
見てみます。
再度先ほどのサイトから引用させてもらうと
こんな感じです。
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・EU
3種類のネオニコチノイド系農薬とフィプロニル
を使用禁止
神経発達障害の関連を懸念する見解を公式発表
・フランス
EU禁止3農薬とともに
アセタミプリドとチアクロプリドの5種類の
使用を禁止
2019年までにさらに2農薬を禁止し
世界初の全面禁止
・北米
「ハチへの危険性」を警告するラベル表示の義務化
自治体や政府機関レベルで規制始まる
受粉媒介生物保護の強化へ
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こんな感じです。
そして、我が日本国の対応はというと
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・規制なし
・適用拡大と残留基準の緩和
・認知度も低い
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と、いままでの対応は他国と比較すると真逆の対応
言ってみれば、最悪状態でした。
日本のお役所は人を守らず
企業を守っているのか?
と疑心暗鬼になっていましたが
今回は、グットニュースでした。
・環境省
新規に登録される農薬の安全性審査の対象となる
影響評価生物に、
野生のミツバチを追加する方針を固めた。
・農林水産省
4月施行の改正農薬取締法で、
影響評価対象に飼育用ミツバチを加えた
また、農薬の容器に
被害を与えない使用方法を表示する
ことなどを義務付けた
これで、ネオニコチノイド系農薬や殺虫剤の
製造や使用法などが我が国でも制限されることになりました。
これで、ミツバチが戻ってきてくれたら
最高なのですが、結果はどうなるでしょうか?
今まではお役所の動きは
私たち、日本での生活者の生命、安全より
経済を優先しているのでは
そんなふうに感じることもありましたが
やはり日本も捨てたものでは
ありませんでした。
私が個人的に信頼を置いている
元農林水産大臣の「山田正彦」さんのブログでも
日本のお役所は人を守らず
企業を守っているのか?
と疑心暗鬼になっていましたが
今回は、グットニュースでした。
・環境省
新規に登録される農薬の安全性審査の対象となる
影響評価生物に、
野生のミツバチを追加する方針を固めた。
・農林水産省
4月施行の改正農薬取締法で、
影響評価対象に飼育用ミツバチを加えた
また、農薬の容器に
被害を与えない使用方法を表示する
ことなどを義務付けた
これで、ネオニコチノイド系農薬や殺虫剤の
製造や使用法などが我が国でも制限されることになりました。
これで、ミツバチが戻ってきてくれたら
最高なのですが、結果はどうなるでしょうか?
今まではお役所の動きは
私たち、日本での生活者の生命、安全より
経済を優先しているのでは
そんなふうに感じることもありましたが
やはり日本も捨てたものでは
ありませんでした。
私が個人的に信頼を置いている
元農林水産大臣の「山田正彦」さんのブログでも
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科学的な因果関係の証明をしなくても、
予防的な見地から規制を強化することになった
ことは画期的なことです。
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の見解を発表されています。
これが第一歩となり
さらに住みよい日本に向けて
改善が繰り返されていくことを願うばかりです。
ということで
今日は
うれしいグットニュース
私たちの生命、安全を守る方向に動きはじめた
我が日本。今後の展開にも期待
でした。
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