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★毎日食べられるって凄いことかも 感謝に気づいたきっかけとなった「祈年祭」

2020-03-04 05:21:49 | 「金沢」

お疲れ様です。
みなさまお元気ですか?

昨日は3月3日の「ひな祭り」
女の子の健やかな成長を祈る行事の日ですが
小さい女の子のお子様がいらっしゃる
ご家庭では、いろいろと楽しまれたでしょうか?
雛人形、ひなあられ、そして、ちらし寿司
お母さん、そしてお父さんも
忙しい一日だったと思います。

 
 
そんな3月3日
いつものように朝の通勤途中にある
金沢の下新町
ちょうど観光地であるひがし茶屋街から
少し兼六園方面へ歩き
途中、浅野川を渡って右へ曲がってすぐ

そこに「久保市乙剣宮」があります。

大きな神社ではないのですが
神社の向かい側は、
明治の文豪「泉鏡花」の誕生した場所

『夜行巡査』『外科室』そして『高野聖』
などの作品が有名なんだそうです。

 
 
 
そう書いている私は読んだことがないので
大変もうしわけないです。

金沢市民なら、代表作をチェックする
時間を作るべきですよね


そんな、ここ「久保市乙剣宮」
「商売繁盛・発展の神様」として有名な場所です。
そして、神社の前で柏手を打つと
めっちゃ響きます。

なかなか、こんな良い響きがする神社は無いのでは
そんなふうに思えるくらい
です。
なので、お祈りが終了すると
なぜかしらスッキリした気分になります。

この神社のすぐ裏側の浅野川沿いも
「主計町(かぞえまち)」と呼ばれる茶屋街
お昼に通ると
三味線や太鼓の練習の音が聞こえるときも
あります。

さらに、神社の前を通って金沢駅方面に向かうと
旬の海の幸、山の幸がそろう、近江町市場へも行けます。
観光の途中に寄ってもグットな感じの場所です。

その神社の前に
3月3日には、トップの写真のような張り紙がありました。

「祈年祭」「きねんさい」もしくは
「としごひのまつり」と読むそうです。
ひな祭りと書いてあれば分かりやすいのですが
神社的には「祈年祭」にあたるそうです。

ネット検索してみると
平安時代は2月4日でしたが
最近は2月17日に行われることが多く
伊勢神宮なんかは17日に行われるようです。

このお祭り、春になり土地を耕し耕作を始める
それをはじめるにあたり、
秋には多くの作物を収穫できるようにと
お祈りする「五穀豊穣を祈るお祭り」
なんだそうです。

「祈年祭」の「年」は大切な食料である
「麦」「粟」「稲」「稗」「豆」
「五穀」
を指し

お祭りであげられる祝詞では
「手肱(たなひじ)に水沫画(みなわか)き垂(た)り
向股(むかいもも)に泥画(ひじか)に寄せて取り作らむ」


現代の言葉にすると
「手のひじに水の泡が垂れ下がり
向こうずねに泥をよりつくほど」

それほど忙しく、辛く苦しい労働
これによって実る「稲穂」に
タワワに実りますようにと祈る

祈年祭は、そんな行事なんだそうです。

そして、現代の「祈年祭」は農業だけでは無く
産業工業商業の発展も祈るようになりました。

「祈年祭」について、神社の神主がお話しますよ #15 miyazaki-jinja(Shinto shrine) 

この動画にもありますが
「祈年祭」が行われていたら
「自分のことだけでなく、みんなの生活のために
祈りをささげていただければ幸いです」

そんな言葉もありました。

スーパーに行けば、食べるものはホボそろいます。
ですが、それは自然の恵みであり
作った人の努力の結晶でもあります。
忘れてしまいがちなことですが
この「祈年祭」の張り紙を見たことを
きっかとして、
感謝の気持ちを持てるようになれたら・・・
そんなふうに感じました。

そして会社近くでは
見にくいですが「虹」のご褒美もありました。


みえませんかね?
ということで、
今日は
毎日食べられるって凄いことかも
感謝に気づいたきっかけとなった「祈年祭」
でした。

 
 
 


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