お疲れ様です。
皆さまお元気ですか?
こちら金沢、もう朝晩は少し寒いくらいです。
季節の変化で体調崩しがちです。
充分にご注意下さい。
というこですが、
今日は「本」です。
それも、気持ちが熱くなる感じの本
「児島光雄」さんの「Kのロジック」
サブタイトルは
「錦織圭と本田圭佑 世界で勝てる人の共通思考」
です。
タイトルからして、伝わる熱量が高い
そんなふうに感じませんか?
まずは、「児玉光雄」さん
1947年、兵庫生まれです。
京都大学工学部を卒業、
学生時代はテニスプレーヤーとして活躍していました。
全日本選手権にも出場しているそうです。
カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)大学院に
学び、工学博士号を取得。
米国オリンピック委員会スポーツ科学部門本部
の客員研究員としてオリンピック選手のデータ分析に従事
過去20年以上にわたり臨床スポーツ心理学者として
プロスポーツ選手のメンタルカウンセラーを務めます。
まだまだ、肩書きも実績も盛りだくさん
多彩な経験の持ち主です。
そんな児島さんが
日本人で世界の舞台で戦っている代表選手2名
テニス界の「錦織圭」
サッカー界のと「本田圭佑」
この2名をとりあげ
なぜ、この2人がこの大舞台にたっているいのか
その思考を分析します。
本の表紙の裏には、こんな記載もありました。
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こんな人におすすめ!
●世界で活躍できるアスリートになりたい若者
●子供を一流のスポーツ選手にしたい親
●仕事で凄い成果を出したいビジネスパーソン
●スランプに悩んでいる選手やビジネスパーソン
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こんな人におすすめ!
●世界で活躍できるアスリートになりたい若者
●子供を一流のスポーツ選手にしたい親
●仕事で凄い成果を出したいビジネスパーソン
●スランプに悩んでいる選手やビジネスパーソン
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こんな人にむけて書かれているそうです。
たしかに、この本、目指すは一流です。
その姿勢は一貫しています。
若かりし頃、夢あふれていた時代に
私も、数々の想いがありました
ですが、今となっては・・・
というのが現状です。
そんなふうになってしまっていましたが
この本を読むことで
心の底にくすぶっている何かに火がついたような
そんな気持ちになります。
一流をもう一度目指して
そんな大胆な事は考えてませんが
何かしら行動してみよう。
いやいや、行動しよう
もう、そこまで気持ちが変化しています。
間違いなく、この本に込められた
想い、熱量が伝わってきたのだと思います。
ということですが、
内容はいたってシンプル
一貫したメッセージ
「好きなことを、ただひたすら
一生懸命に時間をかけて取り組むことの大切さ」
が語られているそんなふうに感じました。
一生懸命に時間をかけて取り組むことの大切さ」
が語られているそんなふうに感じました。
それでは、少し中をみてみます。
まずは、この話。
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二人の大工が丸太を切る競争をするために
同じのこぎりが与えられた。
制限時間は1時間。
もちろん、二人の大工の丸太を切る
現在の力量はまったく同等である。
まず、大工Aである。
彼は「スタート!」と同時に丸太を切り始めた。
そして1時間かけて4本の丸太を切ることができた。
一方、大工Bは
最初の20分間丸太を切る作業ではなく
別の作業を行った。
そして、20分後、おもむろに丸太を切り始め
残り40分で8本の丸太を切ることが
できたのである。
残り40分で8本の丸太を切ることが
できたのである。
それでは大工Bは、最初の20分間
何をしていたのだろう?
彼はのこぎりの歯を研いでいたのである。
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なるほどっ!と思う話です。
この話は私たちに
「目の前の仕事を漠然とするのではなく
自分の技に磨きをかけることに
たっぷり時間をかけることの大切さ」
を教えてくれるメッセージなんだそうです。
そして、続いて、錦織さんの話です。
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2014年の錦織の大躍進の技術面の要因は
相手の打った甘いボールを見逃すことなく、
積極的にウィナーにしていく積極性
であるとわたしは考える。
今までただ返球していただけの甘いボール
を見逃さないスキルが身についたから、
トップ10と互角以上の戦いが
できるようになったのである。
・・・
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2014年の錦織の大躍進の技術面の要因は
相手の打った甘いボールを見逃すことなく、
積極的にウィナーにしていく積極性
であるとわたしは考える。
今までただ返球していただけの甘いボール
を見逃さないスキルが身についたから、
トップ10と互角以上の戦いが
できるようになったのである。
・・・
「自分の武器はこれしかない!」
とこだわり続けて猛練習を積み重ねたから
錦織の才能の花がさいたのだ。
自分の最大の武器を徹底して磨き続けよう。
それこそ、一流への近道である。
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錦織選手について、このように分析しています。
そして、アメリカを代表する
能力開発のエキスパートである
ジョフ・コルヴァンもこのように語ります。
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「究極の鍛錬は苦しくつらい。
しかし、効果がある。究極の鍛錬を積めば
パフォーマンスが高まり、
死ぬほど繰り返せば偉業につながる」
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そうなんです。
ただひたすら、技を磨き上げることに打ち込む
これが一流のひとつの条件のようです。
それでは、次は
本田圭佑さんとお父さんの司さんの話です。
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司さんは「どんなことでも1番にならんとアカン
2番はビリと一緒や」という内容の
ことを繰り返し二人の息子に説き続けた。
あるとき、サッカーのキャリアがない父親から
懇々と理想論を吹っかけられて、
本田は「お父さんだって、でけへんやん」
と反論したという。
しかし、司さんのほうも決して黙っていない。
本田に向かってこう言い放ったという。
「お前の目標は俺なんか?
もしそうやったら。練習なんかせんでも
今すぐなれるよ。
でもお前の目標はもっと上にあるんやろ」
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おまけに、もう一つ
本田圭佑さんの言葉です。
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「自分の中にもう一人の自分がいるわけですよね。
で、『お前は満足すんなよ』みたいな感じで
しっかりとお互いをコントロールしつつ
何が必要かを考えながら融合そうるんですね。
それで、一つにまとまる。
その結果、『満足しちゃダメだ』
ということにまとまるわけですよ。
だから、一喜一憂する時間は、
基本的に数秒しかない、
すぐに強い自分が弱い自分を
かき消してしまうんです。甘い自分を」
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ということにまとまるわけですよ。
だから、一喜一憂する時間は、
基本的に数秒しかない、
すぐに強い自分が弱い自分を
かき消してしまうんです。甘い自分を」
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こんな言葉がどんどん続いて行きます。
そして、日々の具体的な取り組み方
スランプのときのこと
話はまだまだ続きます。
興味がある方は、一読をオススメです。
ということで
今日は
「児島光雄」さんの
「Kのロジック
錦織圭と本田圭佑 世界でかてる人の共通思考」
をご紹介しました。
今日は
「児島光雄」さんの
「Kのロジック
錦織圭と本田圭佑 世界でかてる人の共通思考」
をご紹介しました。