リコーダーアンサンブル夢笛

リコーダーの魅力に取り憑かれて
早30余年。
月二回の練習(第2・4土曜日)を基本に
活動しています。

『初夏の椋』 五条二見足立邸にて 6月25日(土)   mayu

2011-07-04 20:02:06 | Weblog
毎回あつかましくおしかけて
季節の行事にさせていただきつつある「四季の大椋を愛でる会」(仮称♪)
今回はMIORIさんとSHUNSUKEくんがおいでになり
スペシャルな一日です。


でも、その前にとても悲しいことがありました。
いつも人なつっこく迎えてくれて
大きなからだでたのもしくて、やさしくて
みんな大好きだったまーくんが
6月1日に亡くなったのです。
悲報を聞いたときの驚きと寂しさ・・・
Hさんとにみちゃんの悲しみははかりしれません。


今までならまーくんと一緒に走り出て迎えてくれたにみちゃんが
Hさんのそばで身をひそめたまま、なかなか寄ってきてくれません。
まーくんと一緒ならとっても活発だったにみちゃんが
ひとりではどうしていいかわからないといった様子です。
頼りにしていたまーくんが突然いなくなってしまったことにとまどっているのでしょうね。

みんなで、まーくんの写真にお花を手向けて、お別れをさせていただきました。
Hさん、にみちゃん、元気を出してくださいね。
まーくん、ふたりを見守ってあげてくださいね。



今年は早くから、しかも本格的に雨が降る、強気な梅雨で
しかも台風が近づいているとの天気予報に加え
「嵐を呼ぶ女神」MIORIさんがいらっしゃるということで
悪天候を覚悟していたのに
これまた好対照な「太陽を呼ぶお弟子」SHUNSUKEくんのおかげで
みごとな晴天!
むしろ暑すぎ!!
いえいえ、このうえないアウトドア日和でございます。

前回の冬の表情とはまったく違い、青々とした葉っぱをたわわにつけて
ひとまわり大きくなったかのような椋がつくってくれる
大きな陰と、そこに吹く風は
日向の暑さがうそのように快適な空間を作り出してくれています。

そこへひとり一脚のベンチを持ち出して
みんなで輪になって、おいしいお昼ごはんをいただきました。
楽しいおしゃべりと、風の音、椋の音。
最高に贅沢だと思いました。


食後のひとときは、夢笛の素敵な演奏でおくつろぎいただいて
・・・といきたいところでしたが
アジアンの旅シリーズ3曲を演奏し、正真正銘のお耳よごし。
ああ、悲しき練習不足・・・反省です。


でも、「二見の大ムク」をMIORIさんたちと一緒に
大椋の下で演奏させていただき、とても感慨深かったです。
神聖な気持ち、畏敬の念・・
でも同時に大きくて温かい親しみに包まれるような気持ち。
ムクさんともう少し仲良くなれたら、私、絶対に妖精が見える気がするんですよね!


そしてMIORIさんとSHUNSUKEくんの
まーくんとHさんとにみちゃんに捧げる歌。
すごくあたたかくて、泣きたくなりました。



MIORIさんとSHUNSUKEくんが制作中の「二見の大ムク」に
myuさんのギターと、夢笛のリコーダーと
二見の方々(Hさんとお友達)の歌を録音するという
貴重な体験をさせていただきました。
プロのレコーディングです。
全体の音と自分の音をヘッドホンで聴きながら演奏するのはとても難しく
MIORIさんのご指導で何度も演奏し直します。
外の雑音を防ぐため、扉をすべて閉め切っての作業は
まさに滝のような汗をかきながらの格闘でした。
そんな尋常でない暑さをも
まるごと非日常な”今日”という特別なイベントの中のひとつの要素と
楽しめてしまうような、特別な経験でした。



緊張と暑さから解放されて
椋の風をうけながらいただいたアイスのおいしかったこと。

そしてまた、椋の木陰で輪になって
大好きなみなさんといろいろなおしゃべりをさせていただく極上の時間。
初夏の日の長さのおかげで
少し日が傾き始めてから、暗くなるまでの間
刻々と変わっていく空の色や、木陰の表情や、風の温度を感じながら
しあわせな空間を満喫させていただきました。



ほんとうに、ほんとうに、何もかもに
ありがとうございます。


Hさん、ご迷惑は承知です。
また違う季節の大椋に会いに行かせてくださいませ。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿