奈良県五條市二見の大ムクのお庭で、「大きな椋の木の下でⅤ」音楽会でした。
大好きな椋の木の下で、大椋と音楽が結んでくれたご縁で出会えたみなさまと、
おいしいお茶を飲み、語り合い、音楽に耳を傾けて、ゆったりと流れる時間を楽しむひとときです。
前日まで雨が続いていて、天気と寒さが心配でしたが、
次第に晴れて暖かい日差しの中での音楽会となりました。
ミィラフォーレの美織さん、俊輔さんもおいでくださり、
素敵な音楽を聴かせていただき、一緒に演奏していただき、
おしゃべりして、笑って、食べて、とてもしあわせな一日でした。
夢笛の演奏曲目は
第1部
花祭り・コンドルは飛んで行く・空へ・カプリオール組曲より・
白い色は恋人の色・いつも何度でも・イタリア風グラウンドによるディヴィジョン
第2部
ロビンフッド・葉は緑に・サウンドオブミュージックメドレー・二見の大ムク
と、なかなかのボリューム。
風で楽譜がめくれたり、風で視線が楽譜から落ちたり、風で・・・・・・・
はい、言い訳です。
まあ、いろいろ、ちょいちょいありまして、納得のいく演奏ではなかったですが、
優しいお客様ばかりのあたたかい空間で演奏させていただくことができました。
最後の二見の大ムクはみなさまに歌っていただいてとても感慨深く嬉しかったです。
今回、私は個人的には、大椋テナーの初めての里帰りという特別な思いがありました。
テナーを椋さんに会わせてあげたい、椋さんに音色を聴かせてあげたい、と思っていたのですが、
大椋テナーをほとんど吹けていなくて、残念ながら曲を演奏することはできませんでした。
ごめんなさい。
でも、嬉しいことがありました。
終演後、あるお客様が「台風でどこが折れたん? 枝はどうなったん?」と話しかけてくださったので、
「これです! リコーダーになったんです!」とお見せしたら、
とてもおどろいて興味深そうなご様子でした。
きっと次回もお越しくださるあのお客様やみなさまに、一曲大椋リコーダーのアンサンブルをご披露できたらいいなぁと思いました。
さて、練習時間を削って計画した渾身の打ち上げメニューは「たこ焼きと焼きそば」!
一家に一台があたりまえのたこ焼き器を持ち寄って、関東からのみなさんに、関西の文化「たこパ」を「焼き」から体験していただき、
そして、たこ焼きにコンニャクを入れるなどとおっしゃる海無し県の奈良のみなさんに和歌山式たこ焼きを伝授するという趣向で、
夢笛一同なかなかの盛り上がりだったと自負しております!
焼きそばと関西名物「かす」のお吸い物も絶品でした。
今回もたくさんの方々のご協力をいただいたおかげさまで、とても楽しい一日となりました。
ありがとうございました。
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