変形性股関節症に負けない『心と身体』を目指して -運動指導士 彦坂惠子-

踊りが命と舞台と指導に明け暮れていた私が突然変形性股関節症と言われ、手術をし引退したが現在運動指導士として活躍中

渡辺千賀子さんのリハビリテーション日詩

2010-06-13 16:17:14 | 保存療法

 そろそろ、梅雨に突入しそうな気配がします。
私の体が重だるく‥家事がはかどらずに時間ばかりが‥
 今週、17.18日一泊二日できららのお仲間と富士温泉病院へ
リハビリへ出かけます。温泉に沢山入ってのんびり出来る、のが
楽しみで‥ それを楽しみにもう少し元気を出して頑張ろう!


 今日は、渡辺千賀子さんのご本から
  『私のリハビリテーション日誌』〜1996年3月から97年1月〜
{1996年3月}
o自己流の水中リハビリと散歩を続けていたが、週2回、
パーソナル・トレーナー(阿部佳之氏)についてもらって、改めて
リハビリの基本から始めることにした。

{水中での歩行動作}
o正しい歩き方があることを知って驚く。つまり、踵から小指側へ
 次いで親指へと力を移していき、最後に親指で床を蹴る、という
 基本動作である。その際、背筋を伸ばし、歩幅を小さくし右脚を
 意識的に少し曲げるようにする(私の場合、右脚の硬直で伸びきり
 やすいから)
oまた、親指で床を蹴る時、右脚の大腿部の後ろ側を伸ばすことが
 大切だと知る。
※間違った歩き方…踵からいきなり指先全体に体重を移している

{水中での横歩き}
o膝と足の向きを同じにしながら歩くのがポイント。
 関節に負担のかかる「痛みの強い角度」は避けます。

{水中での後ろ歩き}
o歩幅・膝の曲げ角度・重心の高さに変化をつけます。

{水中での歩行、前歩き}
o水中運動の代表的なもの。陸上では困難な歩行も体重の負担
 が少ないため可能となります。股関節の可動域を広げるのに
 大いに役立ちます。
oさらに、水中では足にフィン(ひれのようなもの)をつけて、筋力の
 アップを図る。

[解説:フィンの種類]
 筆者自身(阿部氏)が「フィンスィミング」という、フィンを用いた水泳
競技の選手を専門に活動していた関係で、シルバー水泳やリハビリ
的なトレーニングに様々な種類のフィンを利用しています。このうち、
初期に用いるものに、負荷の小さなビーフィンから、徐々に大きなフ
ィンを使用することにより、大腿の筋群にアイソキネティックな負荷を
与える事が可能です。他に浮き具を工夫することにより、腰痛やダイ
エットへの効果を期待することも可能です。


○阿部佳之先生
 1986年、筑波大学体育専門学群卒業。在学中は野村武男助教授
(日本水泳連盟科学技術委員)に師事。リハビリテーションや喘息児
の水泳などを研究。フィン水泳の選手を経て、1994年(株)NFクリエイ
ト(現メガロス緑山倶楽部)に入社。パーソナル・トレーナーおよびスイ
ミングのマネージメントに従事。


7月18日(日)午後1時~3時まで 
 東京丸の内 アリスアクアガーデンにて。会費5000円
 IE SALON GINZA の松本正彦氏の『出版記念 オフ会』
 を行います。
 ‘きらら'がパーティーの企画・進行をさせていただきます。
もちろん、お一人ずつ座席に座れます。お祝いの乾杯と軽食で
 ささやかではありますが、松本先生の念願だった出版記念パーティ
を楽しく仕切らせていただくつもりです。
 来賓として、このパーティーに阿部佳之先生をご招待しました。
松本先生も阿部先生も共に同じ信念(変形性股関節症の患者さんの
ために仕事をすることを天職として、)これからの人生を歩む、とお考
えです。
 お二人が協力して、患者さんのために…あーしたい、こうしたい!
私は患者としてこれからがますます楽しみです!

 どうぞ、みなさん、ぜひこのオフ会にご参加下さい!
お待ちしております!!!

※お申し込みは、松本先生のブログの銀サロ倶楽部からお申し込み
下さい。

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