やっと、天候も落ち着いてきました。
コロナも落ち着いて少しの間でもホットできそうですね。
嬉しいです!
といっても、今までと同じ不要不急.手洗い.うがい.人込みはなるべく行かない、
は同じことなので、コロナのことを忘れての日常生活は、ない、ということです
ものね。
昨日の続き
『股関節症と共に歩んできた30年』渡辺千賀子さん
■初診は聖マリアンナ医科大学の山崎誠医師
始めて診察をして頂いたのが、股関節専門医・保存療法推奨派の聖マリアンナ
医科大学助教授.山崎誠医師(後に教授、聖マリアンナ西部病院長)であった。
幸いなことに、それから27年間、山崎医師の指導の下保存療法に励むことが
できた。山崎医師は、常に患者の声に耳を傾け、診察中に身振り手振りで
リハビリの要領を示して下さった。
山崎医師の触診を受け、おしゃべりさせていただくだけで、帰りはとても晴れやかな
気分になり、「よし、頑張ってみよう」と思ったものでした。
ほんとに素晴らしいドクターとの出会いに心から感謝し、ご冥福(2008年没)を
お祈りします。
■運動療法を続けた結果
5.6個あった骨のう胞が小さくなり、関節裂隙がわずかに拡大、骨梁が
整い始め、骨棘の成長が見られ痛みも和らいできた。
自然治癒の可能性を確信した。
■何故この時点で手術に踏み切らなかったか
私の心は、痛みに耐えながら保存と手術の谷間を迷走していた。
その当時、60歳以前であれば自骨での手術が当然であり、入院期間も
3ヶ月~6ヶ月、温泉病院でのリハビリ入院を含めれば、1年以上の
ケースもあった。
手術をしても痛みや跛行が残ったり、数年で再手術が必要になったりで、
昔も今も手術は完治を期待するものではない。
そして、漸く人工股関節術が脚光を浴び始めた頃でもあった。
山崎医師は、「レントゲンはあくまでも補助的なもの。患者自身の感覚を
最も優先すべきであり、手術は保存療法を試みた後の最後の手段である」
という持論を持って、手術療法よりも保存療法にウェイトをおいて見守って
くださった。
その頃、触診もしないで、レントゲン即手術というケースもあったと聞く。
何よりも私自身が、自然治癒力を実感し始めていた。
~~~~~~~続く~~~~~~
明日には、緊急事態宣言が解除されそうです。
急に嬉しくなって私も含め
羽目を外さないようにしたいですね💛
ご自愛ください💛
『変形性股関節症に負けないでね!』