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邪悪・壮絶!インドネシア娯楽映画②『BAJING IRENG & JAKA SEMBUNG』

2006年03月13日 | インドネシア映画

 その南国独特のカラーで、非ハリウッド娯楽映画好きを魅了するインドネシア娯楽映画を紹介する第二弾は、バリー・プリマ主演のジャカ・センブンシリーズの2作目 (とはいっても前作と話が続いているわけでなく、あくまでも商売用) である『BAJING IRENG & JAKA SEMBUNG』だ。

 今回の敵は、その眼光を見ただけで燃えあがってしまう”燃える”眼力を持つ妖術使いと、その弟子で長いこと封印されていたが、火山の爆発による地殻変動で再びこの地上に現れた鋼の肉体を持つ魔人で、こいつらがオランダ人領主に協力してジャカの命を狙う。一方ジャカにも協力な助っ人が登場。金持ちから金品を奪い、貧しき者たちに分け与える黒覆面の女義賊がその助っ人。このお姉さんがまた強く、大勢の警備兵に囲まれても動揺もせず、倒して逃げてしまうというこのカッコ良さ。ジャカが惚れるのも無理ない話だ。

 今作は前作の南洋邪教オンパレードとは違い、格闘アクションにかなりのウエイトが掛けられており、その格闘スタイルはまんま当時 (80年代前半) の香港クンフー映画なのだ。あまりの完璧さに、もしかしたら香港の武術指導家がアクション指導してるんじゃないか?と思っていたら、やはりこの当時のインドネシア・アクション映画には、香港のワークショップが参加しているとの事。こういう情報は、やはり同じ趣味を持つ同士からじゃないと入らないもんなぁ…。他に論議する人いないし。会津さん、ご教示ありがとうございました!
   
   ●頭の皮を剥がされ悶絶する悪党

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