森かずとしのワイワイ談話室

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特別委員会「一向一揆」提言に向けて

2009-12-03 23:05:05 | 議員活動
 質問の執筆に移れないまま、一日一日と議会日に近づいています。そんな中、新幹線・金沢魅力発信特別委員会の提言とりまとめに向けて、議会事務局と協議を繰り返しています。
 今日は、私たちで、12月議会中の委員会でフリートーキングするたたき台としての提言骨子案をまとめてみましたが、歴史研究の専門的見地に照らしておく必要を感じたので、金沢学院大学の東四柳先生の研究室を訪ねました。卒業論文の最終段階の相談の合間を縫って、快く時間を割いて下さいました。1時間半、先生は加賀一向一揆は百姓の持ちたるような国であったが、封建時代の制約の中での地方自治の先駆けとしての特異性は否定する必要はないこと、加賀前田藩政に集中している文化財指定や観光資源化から、城下町を越えた金沢の周辺地域に残された一向一揆の史実に光を当てることは、市民の歴史意識、来外者へのアピールにもつながるだろうとの持論を展開されました。私の思いとの共通点は、まず金沢の地で生きる市民自身がが自治の担い手としての歴史意識を獲得することの大切さ、そして、その足下の歴史に対する理解・共感があって、はじめて外来者を積極的に迎え入れる意識が醸成できるということです。

 提言骨子は、基本的には大きな間違いはなく、より精査して、委員会にかけることが出来そうです。議会事務局の担当職員には勤務時間長の仕事を強いることになってしまいました。この借りは返さなくてはいけないですね。 

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