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ボー研隊 KAZOO号が行く

ボート釣りを中心に、日々の話題に接して行きます。

過去の釣行記 続報

2023年08月30日 | 釣行記
まもなく8月が終わりですが、まだまだ猛暑です。

9月でやっと行楽客から海を明け渡してもらえるので、釣り再開を考えてますが、いきなり台風でいやになります。

ボートクラブ投稿原紙からなすび丸さんの続報記事。

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南紀串本で大アジ爆釣?
5月24日、南紀串本で大アジ狙い。
今回はボー研隊の串本の主といわれる三浦さんと3人での釣行です。

前日午後10時に堺を出発、今回は山道を通る通称大台越えです。
この国道も以前に比べいくつものトンネルが開通し、結構楽に走ることができるようになりました。

途中買い物などをしながら現地到着は午前3時、夜明けまでの仮眠をとり、夜明けとともにボート出す予定でしたが南紀特有
のスコールが夜明けからふりだし、結局出船は8時までずれ込みました。

出船後、三浦さんの指示に従ってアンカリングです。アミかごにアミエビを詰め込み仕掛け投入です。
しかし釣れてくるのは小アジばかり、大アジの時合いはまだのようです。

そうこうしている時に三浦さんから「来たで!」と言う声、竿がおおきくしなっています。
取り込んだのはまぎれもない大アジ。やはり大アジは居る。あわてて私も仕掛けを投入していきます。

今度はもう一人の清永さんからの「こっちも来た!」と言う叫び声、これもまた竿がおおきくしなっています、やり取りを見ていると竿が途端にフア~と・・・痛恨のバラシです。

今度は私にも!の期待で仕掛けを投入するのですが、小アジばかりで一向に大アジのアタリがありません。
時合いが終わったのかバタっとアタリが止まりやむなく午後からの期待に抱いてスロープにもどり昼食タイムとなりました。

午後の部は2時に出船。さきほどとほぼ同じ位置にアンカリングです。
午後からの私の仕掛けは午前中の天秤フカセからサビキに切り替えです。
このサビキが何と、6号ハリスのエダス5cmの6本バリ、それを2本切ってエダス4本での勝負です。

さっそく仕掛けを投入です。すると即座にアタリです。上がってきたのは30cmの中アジ、その後このサイズが
入れ喰い状態!ボートの生簀が騒がしくなっていきます。

そして、今までのアタリと違った大アタリ!
ムーチングロッドが綺麗に弓を描きます。
上がってきたのが40cmに少し満たない大アジです。
時合い到来!の判断で即座に仕掛けを投入です。またもや大アタリ!電動リールがウナリます、あま
りの重みで電動リールが悲鳴をあげています。

ドラグを慎重に操作し、海面に浮かんできた魚影を見ると重いはずです、なんと40cm級の大アジが2尾も掛かっています。
慎重にたもアミですくい生簀にほうり込みます。それから退屈しない程度アジが釣れ続け時合いが終わるまで堪能しました。

私も去年からここに通いだしましたが南紀串本はやはり大型魚の宝庫、真鯛の濃さは言うまでまなく、アジに関しては50cm級も目撃しています。
今年はそれを目指して頑張るつもりです。

また、ここのアジは養殖イカダがたくさんはりめぐらさているためエサが豊富でアジの太さも半端ではありません、釣味もさることながら、食味の方もまるでマグロのトロのように脂がのり絶品です。

知人におすそ分けしても「こんな美味しいアジ食べたの初めて」という言葉が返ってきます。
こんな釣りが楽しめるボート釣り、最初はポイントもわからず、単独釣行が多かったのですが、今では仲間もたくさん増え、充実したフィッシングライフを送っています。
こんな楽しいボート釣りが末永く続けていけることをこれからも祈るばかりです。



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ガラ携の機種からも、懐かしい記事ですね。

なすび丸さには良くお世話になりました。

70kgはある弁慶をカートップしてはりました。

その後トレーラーに変わり、最後は腰痛のためか弁慶を手放されました。

残念です。

私もこのころ大台超えで三重県まで行っていました。それこそトンネル工事の真っ最中で、爆破する時間帯には止められ、爆破の道と呼んでました。

このころ、クラブ員順番で投稿をお願いしていたので、今回わずかな記事がWin7のPCで復元されました。

串本に行ったのは、数年前遊漁船でブリ釣りに行ったのが最後です。

高速も出来便利になりましたが、夏場の混雑は避けた方が良いと思います。

釣行記事 続報

2023年08月28日 | 釣行記
週間天気予報を見れば、熱波はまだまだ続くし、トリプル台風が発生している。

先日北海道北見沖でマグロが跳ねている映像を見ました。

日本は亜熱帯化していますね。

前回の続きから
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おおガシラにおもわずビックリ
4月12日土曜日、前日からの雨がやむ予報に期待して京都北部の丹後半島に仲間4艇で釣行です。
この時期になると前線が通り過ぎた後でも冬型の気圧配置になる可能性がすくないので天候に期待します。

自宅、堺を前日の午後10時に出発し、途中エサ店にて仲間とまち合わせ現場には午前2時に到着です。
雨は上がっているものの風がかなり強めです。夜明けまでには風も収まるのを期待して車中で仮眠をとります。

5時30分ぐらいに目がさめると今度はかなりの雨が降っています。
それに増して風も夜中にくらべかなり強めです。
仲間と相談してもう少し仮眠をとってから様子を見ようという訳で再び仮眠をとります。

今度は9時前に目が覚め天候をうかがうと雨がやんでいます。
風もほどほどに収まりかけているのでここでボートのセティングにかかります。
結局、出船は午前10時とかなり遅れた出船になりました。

漁港を出発してポイントをめざします。
今回はアマダイ狙いでそれから根魚をせめるという設定です。
風はおさまっているものの海上はウネリがまだ残っています。
目標のアマダイポイントまで行くにはかなりのウネリを乗り越えなければなりません。
結局、そのポイントは断念して水深40~45mラインの砂地で始めることに。

風も適度に吹き前回から新調したスパンカーの効き目もなかなかなものです。
エサのキビナゴとアマダイ狙いのシラサえびで流していてもアタリがありません。
1時間ぐらして竿先に反応です。モゾモゾとしたと思えば次に海中に舞い込みます。

一気に合わせをいれ、電動リールのスイッチをONします。多少の抵抗で上がってきたのが30cmぐらいのムシガレイです。
まあまあの型と思い生簀に放り込みます。

仲間に携帯で釣果を伺うとホウボウが数匹との事。
ここでもう少しねばりましたがアタリもなく今度は以前に実績のある根魚のポイントに移動します。

ポイントに到着してふたたび流し始めます。
30分ぐらい経ったでしょうか、竿先がもぞもぞ反応します。
少し待っていると今度は一気に海中につきささりました。
あわてて竿をとり大きく合わせをいれるとガツンとかなりの重量です。
一瞬、アコウ(ギジハタ)かなと思いましたが、引き具合がちがいます。

何回かの締込みを交わして水面に浮いた魚をみて、ソイかなと思いましたが近くまで引き寄せるとなんと大きなガシラ(カサゴ)です。
たもアミですくいとり、あらためて大きさにびっくり、茶褐色の地ガシラです。
いわゆる沖の深場で釣れる赤い目の玉がとびでたガジラではく地方に生息するガシラみたいで釣り仲間の間でも別種と区別されている方が多く、嬉しかったのはみんなが「これは珍しいね」と言ってくれたことでした。



それから数時間、流していましたが一向にアタリも無く、雨、風が強くなってきたのでスロープに引き返すことしました。
スロープに到着すると、仲間の柴田さんが根魚狙いで浅場でおみやげ釣りに専念されたとのことで、生簀を覗かせてもらうと30~35cmのガシラ数匹と、同サイズのホウボウで見事な釣果でした。

さっそくボートを引きずり上げ釣ったガシラを検寸すると42cmともちろん自己記録になりました。
結果てきには大漁ではなかったのですが、42cmのサイズということで自分で満足して帰宅の途につきました。

翌5月10日も再び丹後半島に、今回は根魚一本で的をしぼることにしました。
前回のポイントや、実績のある岩礁帯をさぐるのですがまったく反応なし、この日は朝から無風状態だったんですが、2時間ほど経過すると南の強風が海上を騒がしまします。
仕方なく午前の部は終了し、そうそうとスロープに引き上げます。



午後からは多少風はおさまりましたが、白波が残っていましたので漁港の近くで流すことにしました。
実はこの日は2人乗りでしたのであまり無理もできなので近場でアオハタでも狙おうという作戦です。

1時間程したでしょうか、時合いがきたのかアタリが出始めます。
私の竿に大きめアタリがあり合わせて巻き上げるとソコソコの手ごたえです上がってきたのは35cmのホウボウです、すると即座に相棒の竿にアタリがでます。合わせをいれ巻き上げていくと、「だんだん重く、締め込んできたで!」言う彼の表情を見ながら海面を覗きこみます。

グレーぽい魚体を確認すると一瞬エソ?いやちがう!大きなマゴチです。
たもアミをとり慎重にすくいます。

ボートに魚体が横たわって検寸してみると55cmジャスト。
この日は結局それ以後エソの猛攻でまた、風も強くなってきたこともあってスロープに引き返しました。



2人乗りで相棒がいい魚を釣ってくれても自分の仕掛け、ポイント選択で釣ってくれているので自分で釣ったぐらい嬉しいものです。
これから水温が上がるにつれ、日本海では好釣果の情報が聞かれることでしょう。

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昔の記事から、ボート釣り事情

2023年08月26日 | 釣行記
釣りとは関係ないが、WBCの立役者大谷翔平が負傷した。

今季は投手に出番は無くDHのみだそうだ。

手術かどうか不明ですが、体力ギリギリで勝負していたので、今後の選手生活が心配です。

アメリカでのスポーツの人気の順番はアメフト、バスケ、野球の順番らしい。

イタリアの友人からはWBCでイタリアの野球を見た事も無い、もっぱらサッカーだそうです。

さて釣りの話に戻すが、有料ながら漁港のスロープを解放しても良いところが現れだした。

しかし相場は年間2万円から3万円。

係留するよりはずっと安いが、今まで港をただで使っていた物からは不満が残る。

今回の記事は長年弁慶を愛用されていた、なすび丸さんの20年前の記事を拝借した。

此のころは皆さん元気で、何時もクーラー満タンにされていたのを思い出す。

当時は弁慶を一人でカートップされていて、その怪力ぶりにはびっくりした。

カートップからトレーラーに転進したが、風の便りでは腰を痛められ弁慶を手放し現在は不明である。

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前半
カートップクラブ西組9月号投稿原稿

 私がボート釣りに興味を示したのは、今から8年前のことです。
以前から関西限定の釣りの月刊誌に田原氏(リトルボートオーナー)が投稿していた記事を長年読ませてもらっていて、「この人ようや
るわ!」思い、ついにはボート店を構えるまでまでの活躍ぶりを見ていてビックリしたものでした。

 投げ釣り、磯釣り、離島遠征までしてきた私でしたが、結婚後の生活、子供の出産などからとても離島遠征はおろか磯釣りもままならない経済状況になっていったのは言うまでもありません。

 何か自分に合った釣りはないかと思い、以前から田原氏の記事を読ませてもらっていたので、ちょうど家からも近いこともあってリトルボートの門をたたいたのです。

 田原氏曰く「ボート釣りは最初はまとまったお金がいるけど、後は安上がり釣行ができるよ」と言う言葉に魅了され、田原氏も私と同じ磯釣りからの転向組だったこともあって話がよく弾み、ボート釣りの良さもよくわかり、色々納得させられるものがありました。

 さっそく妻とよく相談し、4級船舶を取得し、気が付いてみればミニボートのオーナーになっていたのです。
最初に手にしたのはポーターボートの10Fです。このボートはご存知の方もおられる思いますが折りたたみ式で大変コンパクトにまとまったボートです。
船体も軽く、カートップもしやすく、女性の方でも体力に自信があれば扱えるボートだと思います。

 このボートを約5年間使用し、釣行回数も120~130回ぐらいはこなしたと思います。
そんなある日、リトルボートに行くと新型の12Fのボートがおいています。まだ試作の段階で名前も「弁慶」と言うらしく、カートップボートでの12Fなん
て超大型です。

 こんなのカートップは無理だなあ、と思いつつこんなボートが持てたらいいなあと思っておりましたところ、田原氏が「このボートええやろ、どや乗り換えてみーへんか」と気安く言います、「試作品やから安くしとくで!」との事、「私の車にカートップできたら買うてもええで」と私も気安く返事をしてしまったところ、何と田原氏が私の車専用のセッティングバーを製作してしまったので男が言った以上、買うえぜるを得ないようになってしまい、今度は弁慶のオーナーになってしまいました。

 この弁慶を人力でカートップする事で私は「人間ヘラクレス」なんて異名をとり、漁港なんかでは他のカートッパーたちがわざわざカートップするところを見学にきてくれたものでした。(ヘラクレス、リトル製の自動昇降機)

 この弁慶にいざ乗ってみるとその安定性と喫水性では他のカートップボートでは自分で言うのはなんですがこれ以上のものはないんじゃないかと思います。
そんな弁慶での釣行記を今回は関西の一番北の丹後半島と一番南の串本のでの釣果を紹介したいと思います。

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次号に続く。






鷹巣(takasu)事件

2023年08月22日 | 釣行記
「Old memories」

BoutClubの取材をお願いしたり、当時のOLMに参加して頂いてた、スーパーショットでのご夫婦。

各地に隠れ家と称し、会員制の別荘を契約されておられた。

我々の仲間も何回か招待され、BBQで前夜祭をやり、翌朝は釣りに出船した。

ロシナンテさんは、越前西側の港から、我々は海水浴場がある鷹巣を目指した。

鷹巣では地元クラブ員専用のスロープがあった。

この日は勝手に拝借をしてしまった。



赤いゴムボートは会社のイベントで偶然知り合ったN氏。

このボートは当時は最速のゴムボートだった。

現在はボートを卒業され、堺でコーヒーショップを経営されている。

彼はアコウ狙いで、私は完全フカセで鯛を狙った。

此処の沖のポイントは、磯場が点在しており、遊漁船ばかりの禁断の場所だと後から知った。

鯛はよく釣れた。



その後この場所からは出船ならぬのお達しが出て、幻の釣り場となった。

海水浴場から出せばお咎めが無かったかも知れないが、沖は遊漁船の縄張りで近づきにくい。

ロシナンテさんは80cm位のヒラメを仕留めていた。

さすがである。

しかしヒッチクレーンのワイヤが飛んで、ボートを落下させたが、運よくボートも無事で怪我もなかった。

そんな思いでの越前海岸。

良くあんな遠い所まで行っていたものだ。

さて現実に戻れば、猛暑が続く。

とても釣りに行く気になれないので、エサ用にー60度で冷凍していたイワシをフライにした。



脂が乗って美味しい。

しかしアコウが何匹釣れたかと思うと、複雑な思いだった。



日本海の鬼

2023年08月19日 | 釣行記
今回も20年前の懐かしい記事の照会です。

この時代、関西の釣り誌に田原社長が連載記事をだしていた。

中でも日本海の鬼と呼ばれる御仁がいて、丹後半島に実家を持つ師は、日本海の案内人になっていた。

後に我も我もと日本海に集中して、今ではボートが出せる所は皆無に等しい。

伊根沖から北の泊方面には、通称大風呂敷編と呼ばれる、定置編が設置されている。

無謀にもこの定置網の中に入って、釣りをするゴムボートが現れ、後に近づくだけで、漁船に追いかけられる事件が勃発した。

地元人しか知らない、定置網が廃止されたアンカー跡が点在して、底引きや遊漁船も入らないので、根魚の宝庫となっていた。

私は始めシラサエビで狙っていたが、この場所の根魚は、編からのおこぼれの魚を食っていたので、アジの泳がせ釣りか、冷凍でもイワシ餌をよく食った。

根魚は釣りすぎると枯渇する。 

現在ではたぶん昔ほど釣れないと思うし、そもそもボート禁止の看板だらけで、出せるスロープは皆無に等しい。

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2003年5月5日、シーパルさんの記事から