里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

茎立ち菜3種の種を播く

2021年10月20日 | 畑:花菜類

茎立ち菜の種播きをしました。
茎立ち菜はナバナ類の一つ。
とう立ち菜のことです。この辺りでは、通称「茎立ち」。
秋に種を播き、冬越しさせて春先にトウが立ってきたものを収穫します。
苗を育てる方もおられますが、我が家は直播き。
10日ほど前に苦土石灰を全面散布、緩効性肥料を帯状に散布して一度耕耘しています。
最近、降雨の頻度が高く湿気が多すぎるのですが、少々無理をして再度耕耘。


帯状に元肥を施した位置に目印線を付け、管理機で往復して畝立て。


鍬でならし、成形して畝を作ります。


小さなドリンク瓶を使って播き穴を付けます。


播くのは「仙台雪菜」「かき菜」「三陸つぼみ菜」の3種。
「仙台雪菜」は当地方のいわゆる伝統野菜。
普通は葉物として作られますが、我が家では茎立ち菜として作っています。
仙台雪菜は弱く、揃いもあまり良くないので作りにくいのですが、トウが柔らかく美味しいので作っています。
「かき菜」は在来アブラナの一種で、関東での呼び名。
仙台雪菜よりも丈夫で、揃いが良く育てやすいので、昔から作っています。
「三陸つぼみ菜」は当地方ではよく知られたナバナの一種。
「かき菜」とよく似ています。
昨年作ってみたところ、他よりも大分早くから穫れることが分ったので、今年も作ります。
見にくいながら、これは「仙台雪菜」。
7、8粒と多めに播きます。


種は他もほとんど同様で、区別がつきません。
鍬で覆土し軽く鎮圧。


種播き終了。


薄く切りわらを掛けました。
乾燥防止と、雨に打たれるのを緩和するためです。


うまく発芽してくれますか。
こちらは生育中のナバナ類。
今、収穫中の「アスパラ菜」。


11月下旬から収穫予定の「寒咲花菜」。


ナバナ類は5種で、秋から春までつなぐ算段です。




最新の画像もっと見る

コメントを投稿