里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

トマトを芽かきして誘引

2020年06月10日 | トマト連続摘芯栽培

 草丈が大きく蕾は甚だ小さい苗を、思案投げ首のまま植付けたトマト(その時のトマト)。ようやく花が咲きました。


 茂りすぎが心配で、わき芽も伸ばしたままにしていましたが、以外にも比較的おとなしい姿です。花が遅れたものの大苗になったことで根張りが制限されたのと、植付け後ほとんど雨が降らないためと思われます。
 この状態なら茂りすぎの心配はなくなりました。


 連続摘芯栽培では始めのうちでも勢いは強めがいいので、直ちにわき芽を整理し、誘引することにしました。


 やはり、最初の花房は本葉11枚で着いています。多少の違いはあるものの、普通は本葉8枚で第1花房、11枚で第2花房ですから完全に最初の花房が飛んだ状態です。
 これは、全く初めての経験です。いつもならこれは第2花房に相当するところです。しかし、最初の花房には間違いないので第1花房と言うしかないのでしょう。ただし、下の方の節間が詰まっているので、いつもの第2花房ほどの高さはありません。
 芽かきを終えたところ。


 いつも第1花房までは普通の1本仕立てと同じで、第2花房から連続摘芯栽培をスタートします。第1花房から連続摘芯栽培をすると、第2花房が地べたについてしまうからです。
 今年は最初の花房の高さがやや中途半端です。とりあえずは第1花房から連続摘芯栽培をスタートすることにして、花房のすぐ下のわき芽、これが一番強いわき芽ですが、搔かずに残します。


 他のわき芽は全て搔いて誘引しました。最終決定は少し先延ばしにします。


 全体の開花は比較的揃っています。2日でホルモン処理を済ませました。


 7月中に最初の収穫ができるかどうかは微妙。これまでで最も遅い初収穫となりそうです。例年と比べると2花房分、昨年と比べても1花房分遅れました。しかし、連続摘芯栽培では通常の1本仕立てに比べ花房数が2、3花房分多くなるので、全体収量には挽回の余地があります。
 トマトはじゃじゃ馬と同じ、そこが面白いところ。


 それにしても夏日が続き、雨が全く降りません。さすがに過乾燥になってきました。



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2 コメント

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手をかけるんですね。 (bluesky)
2020-06-10 09:03:38
色んな作業がありますね。
素人にとっては、気が遠くなりそうな作業ですね。
我が家のベランダには、ミニトマトの苗が2本あります。
花が咲いていますが、実が連なると言うよりもポツポツと言う感じです。
放って置きっぱなしですのでそれもありかなと思っています。
同じ鉢植え栽培なのにホームセンターのミニトマトがたわわに実っているのは何でだろうと思います。
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Unknown (kaz)
2020-06-10 13:01:13
blueskyさんへ
コメントありがとうございます。
トマトは本来丈夫な作物なので、自由に育てるのが一番だと思います。
ホームセンターにボトル入りの液肥や大粒の固形肥料があるので鉢物と兼用するのも一法かもしれませんね。
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