里山悠々録

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畑の土壌改良にピートモスを利用する

2024年02月16日 | 畑:果菜類

畑の土壌改良にピートモスを利用しています。
ピートモスは元々はイネの育苗用に土に混合して用いていました。
それを畑に使ってみたところ良さそうなので継続して使うようになりました。
我が家の畑は強粘土質土壌で扱いにくい。ただ、悪いことばかりではありません。
ミネラル分が多く肥料持ちが良いので上手く作れば味の良いものができます。
しかし、土が固まりやすく湿害を受けやすいと言う大きな弱点があります。
その改善策の一つとして行っているのがピートモスの利用です。
土壌改良にはわらや落ち葉なども利用していますが、ピートモスは効果が長く持続することは確かです。
但し、経費が掛かるので毎年畑を変えながら順繰りに使っています。
作業は畑が空く冬期間になることが多く、畑の状態を見ながら進めます。
この場所はダイコンや秋キャベツなどの跡地です。


まず、一度ロータリーで耕耘し均します。


用いるピートモスがこれ。カナダ産の225ℓ入りです。


ピートモスは欧州産が長持ちすると言われているようですが、違いは分かりません。
前は毎年3袋を購入してきましたが、価格が上がってからは2袋に減らしました。
ピートモスを全面に散らします。


圧縮されており大きく重いので扱うのは少々大変。
しかし、よく出回る20ℓ入りの袋よりははるかに割安なので、ここは我慢です。


この後、くずの木炭も全面に散らします。


昔、父が作った木炭で在庫として残っているものを利用します。
木炭は活性炭と同様の効果があり、湿害防止に有効と言われています。
特にピートモス自体は酸性なので、アルカリ性の木炭との組み合わせは悪くないと考えています。


そして、ロータリーで耕耘。


繰り返しゆっくりと深く耕耘し、均一に混じるようにします。


次第に馴染んでいくでしょう。


この後、別の場所でも同様に行います。これで夏野菜の出来が良くなることを期待です。



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