里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

奈良・東北のみほとけ展からあやめ園へ

2023年06月09日 | 小旅

東北歴史博物館で開催されている特別展「東日本大震災復興祈念 悠久の絆 奈良・東北のみほとけ展」を鑑賞してきました。
東北歴史博物館は宮城県多賀城市にある県の施設です。


当地は仙台市の東隣、その昔国府多賀城が置かれた歴史的な町です。
この特別展は東日本大震災から13回忌となる今年に合わせ開催されたもの。
4月15日から6月11日までの日程だったのでギリギリ鑑賞に間に合いました。


本展では奈良と東北の御仏国宝12件,重文27件を含む60件が展示されました。
但し、途中幾つかの入れ替えがあるため一度に全てが見られるわけではありません。
今回の目玉の一つ唐招提寺の鑑真和上坐像も入れ替えられ、近年作られた複製に変えられていました。
それでも多くの仏像を見ることが出来ました。
特に唐招提寺の国宝薬師三尊像はひときわ目を引きます。
法隆寺や興福寺の国宝、重文も多数展示。
奈良は何度か訪ねていますが、記憶が曖昧になっており、改めて良い機会に恵まれました。
また、これまであまり知らなかった東北各地の国宝、重文級の仏像が多くあることも分りました。
残念ながら当然に撮影は禁止。パンフレットのみです。


常設展の方は撮影OK。


旧石器時代から近世まで分りやすく展示されています。








その後に、近くの特別史跡「多賀城跡」の一角にあるあやめ園へ。
面積は約21,000㎡、800種300万本のアヤメ、カキツバタ、ハナショウブがあり、品種数は東北随一と言われます。
来週末からあやめ祭りが開催されると言うことで、さすがに見頃にはまだ早かったようです。
カキツバタはすでに終わっていました。
それでも品種が多いので今でも結構な数を見ることが出来ます。
あやめ園とは言いながらその殆どはハナショウブです。
あやめ祭りに向けて表示はまだ未整備でしたが、見たうちの幾つかを。全て別種で重複はありません。



















雑草の刈り払い作業もようやく終了し一安心。十分に愉しめました。



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