里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

水墨画「冬の岩手山」

2023年02月16日 | 水墨画:風景他
画仙紙 色紙  


東北を代表する山の一つ岩手山を水墨画で描きました。
標高は2千mを越え「南部片富士」の名で知られる岩手県のシンボルとも言える名峰です。
過去に、冬季に岩手山の近くを通る機会は何度かありました。
しかし、綺麗に見えるような絶好の日はありませんでした。大概は悪天候で見えないか見えても下の方だけだったような気がします。
地吹雪で視界が遮られ苦戦した時のことはよく憶えています。
画はネットで公開されている盛岡市郊外から見た岩手山をモチーフにしています。
雪が降り積もった広い草原から岩手山を遠望する岩手らしい雄大な風景です。
夏場にはこれに近い風景を見る機会があって、素晴らしいと感嘆したものでした。
名前が似ている津軽の岩木山は優美で女性的な山、岩手山は豪快で男性的な山というのが小生の印象です。
これで、北東北を代表する、しかも何れも富士の名を冠した名峰、鳥海山岩木山、岩手山を描いたことになります。



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2 コメント

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山水画 (アナザン・スター)
2023-02-16 10:39:55
何とも風格のある佇みですね。

岩手は、宮沢賢治の童話を思い出させます。
雪の厳しさや、山の雄大さに一度は訪れたく思いながらです。

ありがとうございます。
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Unknown (kaz)
2023-02-16 11:44:13
アナザン・スターさんへ。
コメントありがとうございます。
岩手山は雄大と言う言葉がぴったりですね。
自然の有り難さを賢治や啄木も心底感じていたんでしょうね。
ふみことリョウはこれからどうなっていくんでしょう。
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