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蜂屋柿の皮むきは、結局夜なべをして夕べのうちにすべて終わらせました。
むき終った柿はひもに通し、その後、硫黄で燻蒸します。
用いるひもはごく普通の干し柿用ビニールひもです。
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作業する場所に、剥いた柿を運びます。
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我が家では、竹を割って柿を並べる簡単な道具を作り、柿をひもに通しています。プロの方々は並べる専用の道具があるようです。柿によって大きさが違うので竹は3種類あります。
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むかしから1本のひもに20個が標準とされてきましたが、大きいものはとても無理なので、大きさによって14個から20個にしています。16個と18個が最も多いです。それでもかなり重くなります。
硫黄燻蒸の我が家のやり方は、プラスチックパイプで作った枠をブルーシートで覆い、その中に吊した柿を入れて密閉し、硫黄粉を焚いて燻蒸します。昔は専用の木箱を使っていました。
これが、その道具です。袋に入っているのが、硫黄粉。竹はひもに通す時の道具。
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ひもに通した柿は、このようにパイプ枠の中に吊します。
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吊し終わったら、シートで密閉し硫黄燻蒸します。我が家では、炭火を少々おこし、それで硫黄粉を燻しています。
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準備を完全に整えておき、点火したら素早く一部だけ開けておいたシートを密閉します。
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これで1時間ほどしてから出して竹に吊します。
硫黄燻蒸することで、カビを防ぎ、肌がきれいに仕上がります。硫黄はすぐに空中に拡散し無害となり何の心配もありません。これをしないと、カビが出たり、干しているうちに酸化し黒い干し柿になってしまいます。
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